二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲キラー襲来編〜のび太と絶望の闇騎士〜 ( No.176 )
日時: 2010/12/10 18:03
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: IM1prAsV)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

¶ ☆ ¶

「でもっ!!!それでも知りたいんだ!なんでこんなことになってしまったかを!」
のびたが叫ぶように言った。
それは、まさに魂が抜けるような勢いだった。
セワシも、その気迫に押しのけられた。
「………分かった。話すよ…」
「ありがとう。セワシ君」
ドラえもんがお礼を言った。



「この世界がこんな風になってしまったのは、約3年ほど前…」




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「ふぁー」
7時三十分。
セワシがその日起きた時間だ。
セワシはベッドを降りて、窓を開けた。
その窓から見える世界は、いつもどおり満点の青空に、まぶしい太陽がきらきらと光り照っていた。
「今日もいい晴れっぷりだなぁ」
セワシはつぶやいた。
「セワシー、おきなよー」
そういってセワシの部屋に入ってきたのは、黄色い体の猫形ロボット「ドラミ」だ。
「もう起きてるよ」
「あら、そー。じゃあ早く仕度して。学校に遅れるわよ」
「はーい」
ドラミとセワシはダイニングにあたいする部屋に移動した。
「おはよう。パパ。」
「おはようセワシ」
「今日もいい天気ねセワシ」
「そうだねママ」
そういってセワシはいすに座った。
このようにいたって平和な日常だった。
あの事件が起こるまでは…