二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲未来事変編〜セワシと陰気な旧人〜 ( No.181 )
日時: 2010/12/15 20:22
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: v/i8ZIg5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

¶ ☆ ¶


「…作戦?」
せわしが歩きながらつぶやいた。
そのせいで、男がこちらに振り向いた。
セワシはダッシュで物陰に隠れる。
「だれかいるのか」
男が言った。
「(まずい!)」
セワシが心の中で叫んだ。
男がこちらに近づいてくる。
セワシの鼓動は早くなっていった。
男は道を見渡した。
「…気のせいか」
そういって男は捜すのをやめた。
「(なんかよく分かんないけど…助かったぁ…)
セワシはほっとした。

セワシがほっとしている間に、男は姿を消した。
「なんだったんだろ、作戦って…」
セワシは不思議に思った。


キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが鳴った。
「ああーー!道草しちゃったからおくれちゃったぁー!」
嘆いた。
セワシは急いで教室へと続くエレベーターに乗った。
「すいません遅れました!」
「はい分かりました…」
先生はこころなしか元気がなかった。
その理由はすぐに分かった。
「みなのもの。聞くが良い。これからはわれわれ新種の人間がこの世界を支配する。逆らうものには厳しい罰を与える。いいな!」
なにものかは分からないが、世界征服宣言を行った。
「なにが起こってるの?先生!」
「…」