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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ドラえもん△真実と偽り▲未来事変編〜セワシと陰気な旧人〜 ( No.182 )
- 日時: 2010/12/17 20:18
- 名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: v/i8ZIg5)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
¶ ☆ ¶
先生はそのことに関して、結局なにも言ってくれなかった。
しかたなくセワシは席についた。
「今日は自習にする」
先生がでていった。
教室がざわめきだしていく。
「なにが起こったの?」
「一体なにが起こるの?」
クラスメイトの疑問が広がっていく。
セワシの落ち着きが薄れていく。
ドーーン!!!
なんの音かは分からないが、あまりよくない音が鳴り響いた。
「なっなんだぁ?!」
すると、外から声が聞こえた。
「全員。今すぐ校舎から降りて来い。降りてこなければこの敷地ごとこなごなにする」
「こなごな?」
「そんなことできるわけないだろぉ」
教室内に笑い声が響いた。
ガッシャーーーン!!!
何かが崩れた音がした。
窓から外を見ると、南校舎が崩壊していた。
「…!!!」
あたりがしーんと静まり返った。
みんなの顔色が悪くなっている。
相当おびえているようだ。
「分かったらすぐに降りて来い。お前達を隔離させてもらう」
「…」
もちろんだれも抵抗するものはいなく、おとなしく校庭に出て行った。
「(あの南校舎に何人の人たちがいたと思ってるんだ!この人殺しめ!!)」
セワシは手を震わせながら思った。
「全員そろったな。…さっき死んだ奴ら以外はな!あはははは!」
男達はあざ笑った。
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