二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲未来事変編〜セワシと陰気な旧人〜 ( No.183 )
日時: 2010/12/19 20:04
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: v/i8ZIg5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

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セワシは男をにらんだ。だが、男は見向きもしない。
セワシは拳を握った。だが、体が動かない。心のどこかであの男達を恐れているのだ。
「ではアジトへ向かう。全員付いて来い」
「…」
セワシはついていくしかなかった。

ゴゴゴ
地面がぐらぐら揺れる。それと同時に回りの建造物という建造物が崩れ去っていく。
「なんなんだこの人達は!」
セワシはありったけの小声で叫んだ。

「付いたぞ。止まれ」
気が付くと、見たこともない場所にたどり着いた。
ここは地下だ。
「地下にこんなものをつくってたなんて・・・」
それはセワシが見るとなにかみたことのあるような所だった。
「(似てる。ここは21世紀の雰囲気と瓜二つだ。)」

「みなの者。よーく聞くが良い。今日から我々新人類が、貴様ら旧人を支配する。逆らうものには厳しい処罰を与える。死にたくなければ我々に逆らわないことだ」
何者かがしゃべったのが聞こえた。
「(なにを言っているんだこいつ)」
セワシは意味が分からなかった。
「よし、まず一つ目の命令だ。お前らが作った機械。あれはお前らが作ったものだ。そんなものがこの世に残るのは気に喰わん。よって貴様らのロボット全て、お前達の力によって全て駆除しろ!」
「!!!」