PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ドラえもん△真実と偽り▲ドラえもん失踪編〜のびたと謎の失踪〜 ( No.189 )
- 日時: 2010/12/30 11:41
- 名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: v/i8ZIg5)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
第26話『衝撃』
のびたはドラえもんが心配だった。
どこにいったんだ…
のびたはそう思った。
しかし、今はあの光のところへ進まなきゃいけない。ドラミちゃんを助けなくてはいけない。
きっとドラえもんは僕たちを探しにいったんだ。のびたはそう思い続けた。
あの光に近づくにつれ、その輝きがどんどん増していく。
スネオはふと不安になった。
「ねえ、なんかやばそうじゃない?殺されたりしないかな?…」
スネオの手ががくがく震えているのは分かった。
だが、いつものように「情けないぞ」や「しっかりしろよ」などという言葉は出せなかった。自分達もそうだからだ。
あの光に入って何が起こるかはまったく分からない。
いつも威張り散らしているジャイアンでさえも、今は恐怖のとりこだった。
いつの間にかみんなの心からドラえもんへの心配はきえていき、それどころじゃなくなっていた。
「うわああああ!」
スネオが思わず逃げ出そうとした。
だが、寸前でジャイアンが止めた。ジャイアンの手も震えていた。
「着いた…ぞ…」
PR