二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲ドラえもん失踪編〜のびたと謎の失踪〜 ( No.196 )
日時: 2011/03/25 13:40
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)

¶ ★ ¶

のびたたちの目に映ったのは、大量の人々とステージのような所に立っている「ドルマンスタイン」という人物だった。
「なんかやばそうだな・・・」
「一旦隠れよう」
のびたたちはとりあえず物陰に隠れた。
「空子ちゃん。なにか知ってるの?」
しずかは訊いた。さっきの空子の様子が少し変だったからだ。
「ええ…知ってるわ。あいつはドルマンスタイン。あいつのせいで昔ドラちゃんは…」
空子はそこで言葉がつまった。
「ドラえもんは?」のびたが言った。
「……。どじになったの」
「ドジに?ドラえもんってそんなにドジだったけ?」
スネオが言った。
「今でこそだいぶ直ってるけど昔はかなりだめだめだったのよ。たとえるなら…そうね、ちょうどのびた君といい勝負だったわ」
「…それって悪いの?」
のびたが言った。
「当たり前だろ。馬鹿かお前は。あー馬鹿か。」
ジャイアンがいやみったらしく言った。その態度にのびたは少しムっとしたが言い返せはしなかった。
「(昔はドラえもんもねぇ・・・)」
のびたは心の中でそう思った。