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「問題はここから！」
空子が話を戻した。
「その「ドルマンスタイン」は時間犯罪者で、タイムパトロールに追われてたわけ。にげようとしたドルマンスタインはタイムワープするの。その時の衝撃で、偶然近くにいた開発中の「ドラえもん」は、一つねじがぬけてしまったの」
「つまりあいつは犯罪者で、ある意味ドラえもんの仇ともいえるやつなんだね」
スネオはなにかしったかぶったように言った。

「うん…でも、おかしいわ。あいつはどらちゃんの活躍でタイムパトロールに今ごろ捕まってるはず…」
「いや、今は未来が変わっちまってるんだって」
ボーンが言った。
「そうか…」



「今こそっ。我々は「奴ら」に復讐ははたす時だ！！！」
ドルマンスタインがそう叫んだ。
「おお！！！！！」
それと同時に下にいた人々があらゆる方向へ走り出した。
無論、こちらがわにも人々は走ってきた。