二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲ドラえもん失踪編〜のびたと謎の失踪〜 ( No.199 )
日時: 2011/04/10 21:40
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)

¶ ★ ¶




一向はとりあえず外の様子が見えそうな所に移動中だった。
周り一帯に人影はない。
「とりあえず、大丈夫そうね」
空子は一安心した。でもすぐにそうは言えなくなった。
「ドルマンスタインだ!」
スイクンが言った。
「どうする…このままじゃここから先へ進めないよ…」
のびたが心配そうに言った。
「そうね、どうしましょうか?そうだ!秘密道具を使おう!」
空子は急いで手をポケットに突っ込んだ。
「…!!」
空子が焦った顔つきになった。
「どうしたの?」とのびたが訊く。
「ポケットが…言う事を聞かない!」
「それって…」
「アイテムを出せない!」
これで空子のポケットはだめになった。
「じゃあボーンのポケットは?」
のびたが聞いた。
「いや、ためしたんだけど…俺のもだめらしい。」
「一体どうなってるの?」
空子が空を仰いだ。
「きっと何者かが空間をあやつってるんだろう」
スイクンが言った。
「え?」
「なんでそんな事わかんの?」
のびたが訊いた。
するとスイクンは少し困ったような顔をした。
「まあ、かん…かな?」
「じゃあどうする?ドルマンスタインをどうやってあざむく?」
「大丈夫。その心配はいらないよ。」
スイクンが言った。