二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の男達〜 ( No.202 )
日時: 2011/04/17 14:34
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)

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手分けして謎の人々を探そう。それが今回の目的だ。
だが、正直のびたはどこをどう探せばいいか分からなかった。この、あたり一面何もない平野だ。こんなある意味見渡しがいい場所はないだろう。
そうだというのに周りにはドラえもん達しかいない。
ここは本当にさっきの場所なの?とのびたは思った。


ボーン・ドッグは秘密道具を使って探していた。
どうやらそれは双眼鏡のようなものらしい。
「あっ」
ボーンは何かを見つけた。
「みんな来てみろよ」
ボーンはみんなを呼ぶ。それを聞きつけてまずジャイアンが駆け寄った。
「見つけたのか?」
おそるおそるジャイアンが聞いた。するとボーンは
「ああ!たぶんこれだろ」
といってジャイアンにそれを見せた。
「どれどれ?」
するとそのレンズの中にははっきりとさっきいた黒い集団思われる人々が写っていた。
「でかしたぞ!骨!」
「いやぁ………、というか骨って言い方やめてくれよ」
「うーん。じゃあ、屍だ!」
「…」

「ん?」
ジャイアンが何かを見つけた。
「どうした?」
ボーンがレンズを見た。
「なにぃ!ドラえもん先輩はもう黒い集団のとこへ行ってやがるぞ。さっすがぁ、ドラえもんさんだ!」
ドラえもんは黒い集団に見られないように、ちょっとずつ近いづいていっていた。
ボーンたちもドラえもんのとこへ小走りで行った。
「ドラえもんさんももう見つけたんっすね?」
ボーンがいきなりドラえもんに言った。するとドラえもんは
「えっ!ああ…うん、そうだよ!」
と曖昧っぽい回答をした。それがボーンには少し不思議だと思ったが別になんでもないだろうとスルーした。

「で、どうするんだよ」
とジャイアンが聞いた。
ドラえもんとボーンは
「……さあ?」と人任せに言った。
「…」
なんだかジャイアンはこの先が不安だと思った。