二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.214 )
日時: 2011/05/08 13:55
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

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「はなせよ!俺は何もしていないんだ!!」
スイクンは手錠を殴った。
ピシっ。
手錠の金属音が鳴った。だがこれはただの音ではなかった。
手錠が割れかかっている。
スイクンは驚いた。
「(この手錠。もろいぞ!)」
これなら簡単に破壊できそうだ。
「ポリス…その、アノ人って…だれだ」
スイクンが聞いた。
「ソレハ言エナイ。口止メサレテイル」
「なるほどね…」
スイクンはそういいながら手錠を思いっきり握り締めた。
ギギギギギ!手錠が割れていく。
パーン!
手錠が激しく飛び散った。
「じゃあな!」
スイクンは思いっきり地面を蹴った。








なんとかロボポリスをふりぬけたようだ。
「これからどうしようか…」
スイクンはこれで本当に犯罪人だ。ポリスに逆らったからだ。


「よお。犯罪者」
スイクンは固まった。
「なんで…あんたが!?」
スイクンの通っていた学校の教師だ。
「なんで俺が、犯罪者だって知ってるんだ!」
それを聞いて教師はにやっと笑った。
「やっぱりか。本当にオマエは…犯罪者か!」
教師は爆笑していた。それを見ていてスイクンは腹が立った。
「俺は何もしていないんだ!なのに…なのに世間は俺を犯罪人にしようとしているんだ!なんでだ!!」
スイクンは怒鳴った。
それに教師は応えた。
「フン、それは、全部お前が悪いからだ」