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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.215 )
- 日時: 2011/05/08 22:13
- 名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
第32話『真実』
「何で俺が悪いんだよ…」
スイクンが教師に訊いた。
すると教師はにやにやしながらスイクンにこういった。
「いいか?フレーン。お前は重大なことを世間から隠されてるんだ。お前が憎いから。それと暴力事件を起こさせないためにも」
それを訊いたスイクンは目が点になった。
「どういうことなんだ…?」
「フフ全部教えてやろう。お前の…真実をな」
スイクンは唾を呑んだ。
「お前は不良品だ」
「…そんなことは分かっている」
スイクンは分かっていた。
「お前は最先端の技術を使ってできた、いわば人類の最高傑作だった…」
「えっ!!!」
スイクンは仰天した。自分は、本当にそんなロボットなのか?
「そ…そんなはず、ないだろ!」
スイクンは教師に向かって怒鳴った。だが教師は答えた。話を最期まで聞け、と。
「最高傑作のはずだった!はずだったんだ。だが事件が起きた。」
教師は拳をぐっと握り締めた。
「完成した。人類の夢のロボットを乗せたベルトコンベアが不慮の事故で崩れたんだ」
「!」
スイクンはこの話を聞いていて、仰天させられ続けた。
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