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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.225 )
- 日時: 2011/05/13 22:46
- 名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=18889
¶ ☆ ¶
「あっ、おきた?」
だれかが部屋に入ってきた。女性のようだ。
「おおサルビアか。ああ無事だよ。この通りさ」
「ふーん」
サルビアという女性はスイクンをじっと見た。
「ど…どうも」
スイクンは控えめにあいさつした。サルビアはにこっとした。
「感謝するんだよ。彼女が君を看病してくれていたんだ」
ジョージが言った。
この女性は、はじめにスイクンに話しかけた女性だった。
「ありがとうございます」
スイクンはサルビアに頭を下げながら言った。
「そんなこといいわよ。それよりあなた、知りたいことがあるんでしょ?そんな顔してるわ。」
「…そうでした!。ここ…なんていう町ですか?」
スイクンは訊いた。するとジョージは快く答えてくれた。
「ここは魔法使いの国「ジャディ・ムフディ」だよ」
「ジャディムフディ?訊いたことないな」
ジョージは笑った。
「まあ有名な町ではないのは確かなんだがね」
「じゃあ、あなた達は魔法を使えるんですか?」
スイクンのその素朴な問いに少しジョージは息詰まった。
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