二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.226 )
日時: 2011/05/14 21:50
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第33話『魔法の言葉』




ジョージは少し謎の間をみせ、スイクンにこういった。
「実はだな…我々は魔法を使えないんだよ」
ジョージは悲しそうに言った。
スイクンは不思議に思った。ここは魔法の国ではないのか?
スイクンはその疑問をジョージに言った。

「いやいや、すまんすまん。言い方を変えようか。今我々、この国の住民のほとんどは魔法を使えない状態なんだ。」
ジョージは頭をぼりぼりかいた。
「今は使えないってことですか?」

「ああ…」

「なぜです?」

スイクンが訊いた。

「それは…うん。まあ、言っても別に問題はないか…」
そういってジョージは頭を少し下に向けながら言い出した。

「我々の魔法は、ある装置によって制御だれているんだ」
ジョージは言った。
「…そうなんですか!では…それはどうやって」
スイクンは訊いた。だがジョージは、そのスイクンの思惑を見抜いていた。
「はっはっは。私達を助けるつもりか?無理だ無理だ。お前みたいなただのロボットが治せるようなものだと思うなよ?」

「きっとやってみます!だって…あなた達は僕を助けてくれたんだ」

スイクンのその発言に、反応した男がいた。その男はそれを聞いて小屋に向かった。
バン!小屋の戸が勢いよく開いた。
「だれだ!!そんな無謀なことを言っている奴は!あれを破壊するのは…この俺だぞ!」
そう男は叫んだ。