二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.233 )
日時: 2011/05/18 22:25
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

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「何か用ですか?」
スイクンが思い出したかのように言った。ヨウリュウはまってましたとばかりな顔をした。
「そうだ、そうだ。お前をつれてきたいとこがあるんだよ」
ヨウリュウは謎の建物のある方向を指差した。みるからに…怪しい。
「なんでですか?」
スイクンがある意味即答した。
「いいから、黙ってついてこいって!」
そういってヨウリュウはスイクンの背中を押した。
「えっ!ちょ…」
スイクンは自然と宙に上がった。
「(これもヨウリュウさんの…)」

「そうだとも」
スイクンの回想タイムを物ともせず、ヨウリュウが言った。
「…」
スイクンはいいかげん疲れてきた。



「ついたぞ」
ヨウリュウが言った。
「ここは?」
スイクンは不思議に思った。
博物館?それにしては古すぎる。

「ここは旧型ロボットの聖地…ていうか」
ヨウリュウはそれらしきことは言ったが、しかし、ヨウリュウ自身もあまり理解していなかった。
「ほんとだ。なんか旧型ロボットっぽいロボットの説明とかが書かれてますね」
壁には謎の絵が書かれていた。
スイクンにはその古くずたずたの壁に書かれた文字が読めなかったが、確かにヨウリュウの言ったような感じのロボットの絵が描かれていた。