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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.235 )
- 日時: 2011/05/22 16:37
- 名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
¶ ☆ ¶
スイクンのその不思議そうな顔を見たヨウリュウは無表情のままこういった。
「ああ。このロボット達ははるかの昔、まだ人類は石器時代に到達したレベルだった、はずの人類から作られたロボットなんだ」
「?」
スイクンは意味が分からなかった。文明がなんたらこうたら…などなどいろいろいっぺんに言われすぎたからだ。
「つまり。俺たち人間の歴史情報によると、こいつらが出来た時代は、まだ人間は石を道具として使っていたんだよ」
「じゃあ、どうやってこんなハイテクノロジーなロボットを作ったの?」
「それがまだ分かってないんだ」
「…」
そこでしばらく会話が途切れた。
そしてしばらくし、
「じゃあ、なんで僕をこんなとこに?」
とヨウリュウに訊いた。
するとヨウリュウは、
「そうだった。お前に見せたいものがあるんだ」
といった。どうやらヨウリュウは、このこと以外にスイクンに見せたいものがあったようだ。
「何なのそれ?」
スイクンがそう言った。
「お前にこの街のことについて知ってほしくてな」
そういってヨウリュウは壁画の斜め横にかすかにあった、ちいさな抜け穴に入り込んだ。
「お前もこい!」
ヨウリュウがそうスイクンに呼びかけた。
「うん」
そしてスイクンもヨウリュウにつられ、抜け穴に入っていった。
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