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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.242 )
- 日時: 2011/05/24 22:30
- 名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
第37話『洞窟・巣窟』
「えっと…まあ、昔なんか戦争みたいなんがあってそれで穴あいたんだろきっと…」
ヨウリュウが馬鹿らしくそういった。スイクンは当然のように、うんうんとうなずいた。
「(なんかもう。やっぱ馬鹿なんだね)」
スイクンはあくまでも心の奥底でひっそりとそう思った。
…無駄だが。
「なんだとっ!人を馬鹿扱いするなんて、きっさまぁ!!」
「すいません、すいません。落ち着いてください」
ヨウリュウの逆切れ、にスイクンがしんどそうに怒りを中和しようとした。
「まあ、いっか。とりあえずこの洞窟について教えてやる」
ヨウリュウはムッフンと息を吐いた。
その様子を見てスイクンはほっとした。
「ここには、まあ、うん、主にこのジャディ・ムフディについての歴史とかがかいてあるんだ」
ヨウリュウがとくいげに言った。
その様子を見てスイクンも仕方なく、「へえ」と言った。
「いいか?これをみればわかるんだが…」
ヨウリュウがこの街について説明しだした。
話をすべてまとめると、この街の歴史はとてもとても古いらしい。
そして、太古の昔からこの街は、他の街にくらべると、はるかに、異常に発達した「文化」を持っていたようだ。
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