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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.244 )
- 日時: 2011/05/27 21:47
- 名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
¶ ☆ ¶
「…っていうかんじの人間が昔この街にいたんだよ」
ヨウリュウがえらそうに言った。スイクンは理解するのにやっとでした。
「なんか謎だらけですけど…オリオンってなんですか」
「だからさっき説明したじゃねえかよー」
ヨウリュウがめんどくさそうにスイクンの肩を叩いた。
「オリオンってのは太古の昔、人間とはまたすこし違う文明を持っていた人種だ」
ヨウリュウが気持ちよさそうにしゃべっている中、スイクンは「?」マークを顔の上に浮かべながら
「へえー」
と相槌をうってこういった。
「…で。なんで僕にこんなものを見せるの?」
その質問にヨウリュウは返答に困った。
「いや…だからここの街について知ってほしくて…」
「本当に?」
スイクンはどんどん詰め寄っていった。正直スイクンはオリオンの話なんてどうでもよかった。
「…」
ヨウリュウは黙った。そしてしばらく間を空けながらもこういった。
「…分かった。本当にことを話そう」
そういってヨウリュウはさらにおくにあった部屋に入った。
スイクンもなにをしていいのかわからず、ついていった。
中には部屋いっぺんに広がった、龍の絵があった。
あまりに幻想的な風景にスイクンは見入ってしまった。
その様子を見ていたヨウリュウはうれしそうに言った。
「かっこいいだろ?この名を請け負えた者は昔、絶対的な存在と恐れられたんだ。こいつの名前は「伝説の蒼き龍」スイクンだ。」
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