二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.254 )
日時: 2011/05/29 11:33
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

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「ジョージさん?」
突然スイクンがジョージを呼び出した。
ジョージは何かが起こったのかと思い、急いで向かった。だが、別に何か起こったわけではなかった。
スイクンが何かを見つけたのだ。
「ジョージさん、これって…?」
スイクンがそういって机の上を指指した。ジョージは視線をその先へ向ける。
するとジョージはなるほど、というかんじの表情になった。
「これか?これはだな。ヨウリュウの日記だよ」
ジョージは当たり前に言った。だが、スイクンが聞きたいのはそんな事ではなかった。
その日記には、「ヨウリュウ」とは一切かかれていなかった。
「なんでこれ、「スイクン」の日記、なんですか?」
スイクンがそうたずねた。するとジョージは、「(まったく…ヨウリュウの奴、また片付けるの忘れたな)」と思いながらもこう答えた。
「ヨウリュウはそのことを教えてないのか?」
まず、とりあえずジョージはそうたずねた。
「え?」
スイクンは何のことか分からず曖昧に答えた。
この様子を見て、ジョージはスイクンはまだ何も知らないんだな、と思った。
「じゃあ、いい機会だな。教えてあげるよ」
ジョージが明るくそう答えた。
スイクンはなんのことだか分からなかったが、とりあえずうなずいて見せた。