二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲スイクン編〜スイクンと因縁の魔法使〜 ( No.282 )
日時: 2011/06/26 14:40
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: BoGAe/sR)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

¶ ☆ ¶



「…まさかな。お前は…やはりしょうしんしょうめいのスイクンだったってわけだな」
男が言った。スイクンという名前に、「今の」スイクンは反応を示したが、明らかにそっちのスイクンに話しかけていない。
スイクンはそれを不思議に思った。
だが、今はそんなことは後回しだった。
スイクンは必死に思い出そうとしていた。
そしてようやく思い出した。ドゥア・アブソリュートを思い出した。



-----------------------------------------------------------------------



スイクンがまだヨウリュウとの修行をしていたころ。
スイクンはどうしても気になることがあった。
スイクンはヨウリュウの部屋にこっそりと入り、ある書物を取り出した。
その本には少し汚めの字でこう書いていた。「けんきゅうのしょ」。
スイクンはその中身を見た。その中身の内容は、スイクンの思ったとおりだった。
これはヨウリュウが研究し続けていたあの「装置」の開放方法のかいてある本だった。