二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん △真実と偽り▲ しずか編〜しずかと空の予言者〜 ( No.40 )
日時: 2010/10/02 15:45
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: IM1prAsV)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

¶ ☆ ¶

空子は窓を開けた。

「どうしたの?」
「…何かが起ころうとしている」
空子がドアを閉めた。

「何かって?」
「あまりに大きい殺意を感じた」
「殺意?!」
「なんでかしら…私は5次元の扉を開けてなかったのに」

「じゃあ予知する気はなかったの?」

「うん、そうなんだけど…あの殺意は…」
空子が何かを思いついたよようだ。
「もしかして!」
「何?」
しずかが訊いたが空子は聞こえていなかった。
「ひょっとするとまずいことになっているかもしれない」
空子がぶつぶつ言っていた。
「よしっ」
空子が立ちあがった。
「今から5次元の門を開けるわ」
といって4次元ポケットに手を入れた。
【次元チケット】
【ワームゲート】
空子はワームゲートに次元チケットを投げ入れた。
そして左腕のボタンを押した。
ゴゴゴと鳴りながら。地面が揺れだした。
そして一瞬目がかすむほど光った。
空子が来たときと同じだ。
気がついたら円形の捻じ曲がったものがあった。
「何なの…これ」
「…5次元への入り口よ」
「今からここに入るの…ちょっと待ってててねすぐ戻ってくるから」
そうして空子は入り口に足を入れた。

「待って!」
その言葉に空子が振り向いた。
「私も…連れてって」