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Re: ドラえもん △真実と偽り▲ スネオ編〜スネオと魔法少年〜 ( No.65 )
日時: 2010/10/05 20:19
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: IM1prAsV)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第10話『魔法少年』

スイクンがリモコンを手に取った。
「どうかした?あっスイクンって読んでいい?」
「えっああ、うんいいよ」

スイクンがリモコンにむけて手をかざした。
「アラキ・ユテ・ポシ」
スイクンが呪文のようなものを唱えた。
すると、リモコンの形がだんだん変化していった。
そして、いつのまにかリモコンはネズミになっていた。

「えっ何?何をしたの?!」
その質問にスイクンは得意げにこう答えた。
「実は僕魔法使いなんだ」

「まっ魔法使いーー?!」
「ぬっふっふ驚いた?」
「そんな…魔法なんてのがこの世にあったなんて…」
スネオががっくりと座りこんだ。
「うんあるんよ」
スイクンは手をスネオにむけた。
「フォース・サファネス」
スイクンがそう唱えた瞬間、スネオの体が宙をまった。
「何?何??僕を浮かせてるのー?」
「まあそうではあるけどちょっとちがうね」
「実は君の体を空気より軽くしたんだ」
「!ほんとに?」
スネオは鉛筆を持とうとした。
「えっあれ?重くて持てない」
「まあ空気より軽いからね…やろうと思えば僕の腕力でも遠い彼方へ飛ばせるよ」
スイクンがわざと脅した。
「ええー!?やめておろしてー!ママーーー」
「あっはっはっは大丈夫そんなことしないよ」
スネオが顔を真っ赤にした。