二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 偶然?必然?それとも・・・ 【銀魂】 主人公UP!      ( No.10 )
日時: 2010/10/01 09:17
名前: リリ (ID: K4oL/8Om)

第1話〜退屈スパイラル〜

キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン

放課後を告げるチャイムがなると、あたしは席を立ち、荷物をスクールバック
につめた。さってと、帰ろうかな・・・。あたしが教室を出ようとしたその時、

「理奈、ちょい待ち。あんた今日日直よね?」
後ろからドスの聞いた声が追いかけてきた。見なくてもわかる。この声は、瑞姫だ。そっかー、あたし今日日直だったっけ?

「あ、瑞姫。ごめん忘れてた。」
あたしがそう言いながら極上のスマイルでふりむくとその前には天使を見たような瑞希の笑み・・・・ではなく、鬼のような顔をした瑞姫が立っていた。

「あんたさー、普通日直忘れるか?黒板にでかでかと、日直・水野理奈  秋森瑞姫って書いてあるよね?」
あー、そういや、右下に少し大きめの字で書いてあったような気がするような、しないような・・・・。

「ま、そんなことはどーでもよろしい。さっさと仕事に取り掛かりなさい。」
はいはい、分かりまし
「おーい、理奈ちゃんに、瑞姫ちゃーん、帰ろうよ〜!」

あ、同じクラスの男子だ。ん?これは帰れるチャンスでは・・・?
「OK!今行く〜!」
あたしは返事をして、行こうとした・・・んだけど、

「うるさい!あたしら用があるからさっさと帰んな!」
瑞希がキレた。お〜こわっ。さっきの男子はどっか消えちゃったよ。
「あ〜怖い怖い、瑞姫ぃ〜、あんたホントに自分嫌いなわけ?」
あたしがちょっと茶化してやったら、

「女帝に言われたかないわよ。あと、鏡見んのも、歯 鏡見てみがくのすらやだ。」
ここまで来ると本物よね〜。あたしは黒板消しながら、
「女帝って何よ?」
と、聞いてみた。なにそれ?あたしの事なわけなのかな?

「知らなくていい。」
そう帰ってきたけれど。あたしがなおも言いつのろうとすると、
「理奈。くっちゃべってる間に全部終わったから、ノート出して帰るよ。」
マジでか。

そのあと、あたしと瑞希はミスドと、コンビニによって、ドーナツと干し梅をゲットしてから、家に帰った。今日は瑞姫が家に泊まりに来るらしい。

そこまでは、まあ、よくあることだった。瑞希はよく泊まりにくるし、ミスドとコンビニなんて近くにあるし。

でも、そんなあたしの人生のうちの1日くらいはありえないことが起きるものである。で、それが今日だったわけなのである。
                         続く