二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 偶然?必然?それとも・・・ 【銀魂】オリキャラ応募中 ( No.34 )
- 日時: 2010/11/28 12:54
- 名前: リリ (ID: vkj9BN7a)
第3話〜ここ、どこ?〜 後編
「ぴぎゃあああああああああああ!!!」
あたしが今こんな状況に陥っているのはまちがいなく、あんのクソジジィのせいだ。 な〜にが
『まぁせいぜいがんばりなされよ。ほっほっほ。』
だ!この空から落下と言うありえない状況でなにをがんばれと!?
「ひゃあああああああ!!!」
あれ、でも上から声が・・・・・って、
「なんであんたあたしの上いんのォォォォ!!」
理奈ァァァァァ!!
「うるせェェェェ!!あたしもなんか放り出されたんじゃボケェェ!」
「それはこっちのセリフじゃぁぁぁ!」
「瑞姫下ァァァァ!!」
へ?
あたしがくるっと下を見ると・・・・・
「地面見えとるゥゥゥゥゥ!」
「瑞姫!」
「何!?」
こんな非常時に!
「あたしら、今回叫んでばっかじゃね?」
「どぉぉぉでもいいわァァァァァ!」
『落ちるぅゥゥゥゥゥ!』
ボテ!
「いった〜・・・・・・く、ない?あれ。」
あたしたちは地面に落下して、痛くないことに気付いた。
「ん?」
あ・・・・。何か下にいる?
そ〜っと下を二人で向くと、
「理奈。」
「はい何でしょう。」
「明らか下に人いるよね?てかお決まりのパターンだよねコレ?」
「ていうかどいた方がいんじゃね?」
「ていうか生きてるコレ?」
「ていうか「どうでもいいから早くどけェェェ!」
「ぎゃあああああああああ!!!」
逃げろォォォォォ!
ガシ
「逃がさねーぞ・・・・・。ガキ共・・・・・。」
————————————————————————
「すいませんでした。」
「いやホント・・・・・・。舞い上がってて・・・・マジすんませんでした。」
あたしと理奈はあれから道のはじっこで怒られていた。
そして顔も上げれずに下を向いていた。
あ、すげ、今横みたら片眼が黒で片眼が赤のすごいきれいな人いた。え、こっち見てる・・?
「いや、銀さんもね?最初からそうやって謝れば?まあ怒んないよ?」
あたしはまた視線を地面に戻す。
「すいません・・・・・。」
「なんで逃げたの?逃げなかったら銀さんもさ、パフェ8杯くらいで勘弁してあげたけれどもね?」
「すいません・・・・・。」
「でもそれ結構高値ですよね?」
あたしはついつっこんでしまった。
「はいソコのポニーテール君ツッコまない。新八ですか?コノヤロー。」
「あ、すいません・・・・。」
「そうそう。そうやって最初からあやま・・・ってアレ?このやりとりどっかでしなかった?海老名さん?俺もしかして海老名さんの立場ァ!?」
ツンツン
「何よ理奈?(ヒソヒソ)」
「あのさ、さっきから知ったワードすんげえ出てきてるんだけど。(ヒソヒソ)」
「あ、そういえば。(ヒソヒソ)」
銀さんとかパフェとか新八とか。
「ん?銀さん?新八?海老名?(ヒソヒソ)」
「気づいた?(ヒソヒソ)」
ん?いやいや待てよ?しかもこの声どっかで聞いた気が・・・・。
そこであたしは顔を上げて再確認。
見慣れた着流し。
腰にさしてる木刀。
死んだ魚のような目とこの声。
そしてなにより、
「銀髪の超天然パーマ。」
最後は声に出して。
ってこれはまさかマジで・・・・・、
「り、理奈・・・・・。」
「え?なに?」
理奈も顔を上げた。理奈の顔もひきつる。
だってこれ、決定じゃん。絶対にあの人だもん。