二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 学園BASARA ( No.9 )
日時: 2010/10/21 22:54
名前: YAMATO (ID: 7a/rdtO6)

第8章 意外な恋 後編






次の日、戸柴鈴那に事情を説明し、元親の告白の場を用意した。


政宗「しっかし、2度目なのによく怪しまないよな。」

唯人「天然もいいトコだよ・・・。」





鈴那「ごめんね、勘違いしちゃって。」

元親「あぁ、いや、いいんだ。」


元親「えっと・・・」



元親「もしよかったら、俺と付き合ってくれ!」


鈴那「・・・ごめん、あたし、好きな人がいるの・・・。」

元親「え・・・!」

鈴那「あ、でも、長曾我部君のことは嫌いじゃないよ!男らしいとも思うし。」

元親「そ、そうか・・・。」

鈴那「ホントにごめん。これからもまた、友達でいてね!」

元親「あっ、戸柴!その男、誰か・・・聞いていいか?」

元親「俺は、もうお前のこと諦めたから、そいつに何かする訳じゃねえぞ。」



鈴那「・・・伊達君。」


政宗「What's!? 俺かよ!」


幸村「なんと・・・!無念・・・。ガクッ」

慶次「幸ちゃん!あんた何回倒れるんだ!」



元親「だとよ。政宗。」

元親「俺は先に帰っとくわ。ちゃんと返事してやれよ。」


元親は帰った。



政宗「元親・・・。」




政宗「戸柴。俺は学校の行事、部活、軍の皆といること、やることがたくさんあるんだ。」

政宗「彼女もつくっても、俺はお前と一緒にいる事ができないと思う。」

政宗「付き合ってるのに一緒にいられないような、寂しい思いはさせたくねえんだ。」

政宗「悪い。お前とは付き合えねぇ。気持ちだけ受け取らせてもらう。」



鈴那「そっか・・・。」

鈴那「ごめんねっ、変なこと言って。」

鈴那「じゃあ、皆バイバイ!」


鈴那も帰った。


慶次「いやー、鬼さんと鈴那ちゃん、どっちもフラれちゃったなー・・・。それもあっさり・・・。」

幸村「某も完全にフラれたでござる。」

慶次「気にするなって!片思いもいいもんだよ!」






唯人「・・・政宗、フった理由、あれだけじゃねーだろ?」

政宗「当然だ。あんなに悲しい顔して帰られたらな。」