二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 復讐と救出 ( No.14 )
日時: 2011/01/27 18:10
名前: 獣好き ◆x63geJPSDM (ID: cSy8Cn7x)

第19章 敵の本拠地へ

車で寝ていた作者はフェリーの汽笛でびっくりして飛び起きた。
後ろの座席を見たら、4人はいなかった。作者は車から降りて、国後島に行く船に

「上手くやれよ。」

といい、親指を突き上げた。そして作者は車に乗り、行ってしまった。

一方、ロブスト・ビアンカ・ロボ・ちとせは甲板に立っていた。ちとせは少し離れて剣を抜いて技にキレをつけるために練習した。ロブストは、船の柵によりかかって

「(アデレード・・もうすぐだからな・・無事でいてくれよ・・・)」

と心の中でそう思った。

「あなたたち、これから国後島に行くのかしら?」

誰かが声をかけてきた。ちとせはすぐ剣を鞘に収めた。

「あなたたち、アデレードって女の子を助けに行くのかしら?」

4人はびっくりした。

「な、なんで知っているんだ!!?」

ロブストは聞いた。

「安心して。私はあなたたちの敵じゃないわ。あなたたち、『(作者の名前)』は知っている?あなたを案内するわ。アデレードちゃんが捕まっている砦にね。あ。私は『リリー』っていうの。よろしくね。」

4人は信用していいものか悩んだが、信用することにした。そして船は国後島に到着した。リリーは4人を案内した。

・・・何時間歩いただろうか。夕日が見えてきた。

「さ、ついたわ。ここよ。」

ようやく、大きな砦に到着した。入り口には、『ハート・ダイヤ・スペード・クラブ(クローバー)の英雄よ。いざ、砦に閉じ込められた姫を救わん』とあり、4つのカードリーダーと、もう一つ何も書かれていないカードリーダーがあった。4人はそれぞれ手紙に入っていたカードをカードリーダーに入れた。すると、鉄格子が開いた。

「私はここまでよ。皆、がんばってね。」

4人が砦に入ると、鉄格子はすぐしまってしまった。もう後戻りはできない。4人は、石の螺旋階段を上っていった。

「大丈夫かしらあの子達・・・」

リリーは不安になりながら何度も振り向きながら、砦をあとにした。