二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 超能力少女がやって来た 【戦国BASARA】 ( No.19 )
日時: 2010/12/05 19:48
名前: 柚莉(●>ω<●) ◆K5Psnlr5tM (ID: EfKicuSN)
参照: 久々の更新♪((←

*第八訓 現代人と過去人では反応の違いが大きすぎる

私はキャリーバッグを開けた。
が、何を証拠に出せばいいのだろう?

私が戸惑っていると猿飛さんが、

「如何したの?」
「いえ。証拠と言っても何を見せればいいのかと・・・」
「そうだねぇ」

と、言い猿飛さんも悩んでしまった。
うーん、と首をひねるが如何すればいいものか、と考えていると、ある1つの存在を思い出した。

—携帯電話!

と、思い確かバッグの上らへんに黒い色のスライド式携帯電話があるのを確認すると私は三人に見せた。

「此れが証拠の1つの携帯電話です」

三人の反応はさまざまだった。
ほぅ、と武田さん。
見たこと無いでござると真田さん。
此れが?とでも言いたそうな猿飛さん。

「兎に角此れは携帯電話といって遠くの人と電話が出来たり写真をとったりすることが出来るんです。あ、あと音楽を聴いたりメールをしたり。何なら音楽でも流して見ましょうか?」

と、言うと武田さんがうむと頷いたので私は嵐のBeliveを流し始めた。

流し始めた途端猿飛さんは構えたが曲を聴いていたら、武器じゃないとんだと安心していた。

♪〜It's a brand new world

どこまで行っても 追い越せない
時が流れて行っても 消えはしない
さあ どこまで行ったら 辿り着くの?
遠い日の記憶

夜明ける頃 空見れば 輝いていた It's a brand new world
夢で見た 星ひとつ 見つめてる 

繰り返すまま 重ねた日々に 無くした夢も 取り戻すから
嘘偽りの 世界はいらない この手でつかめる

そう 僕らはずっと待ってる いつまでだって待ってる
どこまでも続いてゆく道で
心にずっと抱いてる この夢きっと叶うはず
泣いて笑って 進んでゆく〜♪

「と、此処まで出いいですか?」

と、言い私は音楽を止めた。

「此れで証拠になったでしょうか?」
「確かにこのようなからくりは某初めてみたでござる・・・。其れに音楽など・・・」

真田さんはビックリしながら言ってきた。
私は自然とフフッと笑い、

「そりゃ当然です!ある意味真田さんが知っていたら凄いですよ?」
「そうでござった!」

其の後二人で笑いあった。

何年ぶりだろう?
こんなに笑ったのは・・・。
もう、笑わないと想っていたのに・・・。

「うむ。証拠としては充分だ。貴殿が未来から来たと言うのも信じよう」
「本当でござるか!御館様!!」

私が本当ですか!?という前に真田さんが割り込んできた。

「うむ。この甲斐の虎二言は無いぞ」
「某感動しました!」
「幸村ァ!」
「御館様ァ!」
「ゆきむらぁぁぁ!!」
「おやかたさまぁぁああ!!」
「ゆきむぅらぁぁああぁ!!!」
「おやかたぁさまぁぁああ!!!」

—ドカッバキッ。

「ゆぅきむぅらああああぁぁぁあ!!!!」
「おやかぁたぁさまあぁぁあぁ!!!!」

と、武田さんは幸村と言い真田さんは御館様といい殴り合っている。

私は呆然。
猿飛さんはやれやれと言いながら其の光景を見ていた。

が、真田さんは色んなとこに飛んでいき、遂には私のほうに飛んできた。

「きゃあああぁッ!!!」

と、私は叫んでしまいつい跳んできた真田さんをサイコキネシスで壁側にドカンと飛ばしてしまった。

—ドカンッ!!

「「Σッ!?」」

武田さんと猿飛さんが驚いて私の方を見た。
真田さんは何が起こったのか分らないという顔をして壁から出てきた。

二人の視線を受けながら私は、やってしまった、と想った。