二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 超能力少女がやって来た 【戦国BASARA】 ( No.22 )
日時: 2011/02/19 18:17
名前: 柚莉(●>ω<●) ◆K5Psnlr5tM (ID: EfKicuSN)
参照: 最近神威にはまりだした(●´艸`)

*第壱拾訓 神様と言っても所詮人間

佐助Side

穂乃嘉ちゃんが叫んで気を失った為旦那と大将は驚いていた。
実を言うと俺様も表面には出してないが凄く驚いていた。

さっき俺様が言った言葉でいきなり穂乃嘉ちゃんは苦しそうに頭を抱えて倒れてしまった。
多分、穂乃嘉ちゃんが倒れたのは俺様のせいだ。

「旦那、大将。俺様穂乃嘉ちゃんを部屋に運びますね」
「うむ。頼むぞ佐助」

あえて俺様は穂乃嘉ちゃんのことを言わなかった。
其処は旦那も分ってくれたのか口出しをしなかった。

穂乃嘉ちゃんに触ろうとした瞬間穂乃嘉ちゃんの体が急に光りだした。

「「「Σ!?」」」

俺様は懐に隠していたクナイを構え殺気をだした。

其の瞬間、光が人の陰を作り出した。

俺様はますます身構えたがそのとき大将が、

「待て。佐助」
「大将?」

何で止めるんだ、と言おうとした瞬間、

「久しぶりですね。信玄さん」
「久しいのぅ、弥生やよい

光のは何時の間にか女に変わっていた。
其の顔は穂乃嘉ちゃんに少し似ていた。
久しぶりと言ってるから大将の知り合い?
俺様が疑問を言う前に旦那が、

「御館様の知り合いでござるか?」
「うむ。幸村や佐助は知らなかったのぅ。こいつは、」
「信玄さん。自分から言いますわ」

大将が紹介しようとしたのを遮り女が言った。

「私の名前は・・・中野弥生と名乗っておきましょうか」
「中野?其れでは中野殿の親族でござろうか」
「ええ、そうね。だけど、穂乃嘉さんは私の顔を知らないでしょう」
「?何故でござるか?」

旦那と弥生と名乗った女はどんどん話を進めて行く。
だが、何故穂乃嘉ちゃんの親族なのに穂乃嘉ちゃんに遭った事が無いんだ?

「其れはね私が—神だからよ」
「神?神と言うのは神でござるか?」
「ええ、そうよ」

其の言葉に俺様と旦那は納得がいかなかった。
そんな、俺様達を見てか大将が、

「弥生が言った事は本当ぞ」

大将が言うなら本当なのかも、とちょっとだけ信じる事にして見た。

「私は穂乃嘉さんの母の姉です」

其の言葉に俺様と旦那は驚愕した。