二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: VOCALOID日記 ( No.14 )
日時: 2010/10/16 19:48
名前: ワタアメ ◆l7RO86Kdhc (ID: CbmxSfx3)

(ミク ギャグ甘 男性マスター)

「ミク争奪戦 —前半—」


今家にはボーカロイドが六人いる。

カイト・帯人・リン・レン・MEIKO……

そして、ミクだ。

そしてこの中で俺が愛してやまないのが
(他のボカロも勿論大好きだが)

この「ミク」だ!
青色の綺麗な髪。透き通る声。可愛い笑顔。

どこをとっても最強に可愛い!!

だが、ある日カイト達からこんなことを言われた。



「マスター、ミク争奪戦やりません?」


一瞬、動きが止まった。
次に飲みかけのコーヒーを吹いた。
そしてカイトの頭をげんこつで殴った。

「な、何を馬鹿なことを言い出すんだお前達!」
「いったぁ〜……マスター、いくらなんでも殴らなくてもいいじゃないですか!」

怒りながらカイトが「しかもなんで僕だけ!?レンだって賛成してたのに!」と付け加える。

確かに、俺はミクに告白なんてしてない。
だけど……まさか!こいつらにミクをとられるなんて考えられない!!

「だって、僕達、みんなミク好きだし……だったらいっそのこと争奪戦でもしたら、楽しいかなって♪」

レンが笑いながら言う。

俺の怒りメーターが徐々に上がっていく。
そこに、カイトの一言が耳に入った。


「でも、優勝した人にはミク一年分ですよ、マスター!」


ミク一年分…?

そ、そんなに豪華な賞品があるのか…!!

どうしよう…!参加してえ…!!



あっ、でもミクは乗り気なのか?
ふとした疑問が浮かんだ。

「でも、ミクは乗り気なのか?いくらなんでも本人が嫌がってたりしたら……」

「あ、乗り気ですよ。めちゃくちゃ」

「マースーター!私の争奪戦だって!フフッ♪マスターも参加するよねーっ♪」

カイトがミクの方を指さして言う。
本当にめちゃくちゃ乗り気だった。

……ミク……!!
歌姫がそんなんでいいのか……!orz


まあ、という訳で、争奪戦が開始されることになった。

後で聞いた話だと
メイコと帯人はこのことを知らなくて

メイコはミクが心配で

帯人は俺がミクにとられるのが心配で(帯人、お前……)

リンは後からノリノリで参加したらしい。


さあ、争奪戦のスタートだ!


前半終わり

中半へ—。