二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: VOCALOID日記 ( No.15 )
日時: 2010/10/16 20:18
名前: ワタアメ ◆l7RO86Kdhc (ID: CbmxSfx3)

(ミク ギャグ甘 男性マスター)

「ミク争奪戦 —中半—」



《第一種目は「ミク取り合いかけっこ」でーす♪》

《選手の皆さん、位置についてくださーい♪》


台の上で、アイス型のマイクを持ちながら
カイトがアナウンスをする。


位置について、隣を見る。

おいおい、リン。なんだその企んでそうな顔。

カイトとレンはノリノリだな。結構こういうのが好きなタイプなのか?

メイコは……ああ、思った通りだ。心配そうにミクを見つめてる。運動もあんまり得意そうじゃないし、大丈夫かな…?

ふと、帯人と目が合う。(いやずっとこっち見てたんだろうけど)
うわあ。なんか「マスター♪ミクなんかより俺の方が好きなんですよね♪大丈夫ですよ♪こんなツマンナイこと考える奴は後で消しておきますから♪」
みたいな顔してるぅぅう!!(ガタガタブルブル)


……お。そろそろ始まるかな?


《よーい、スタート!!》
カイトがそう叫んで、みんな一斉に走り始めた。


よし!今のところ俺が先頭だ!
我ながら良いスタートダッシュだったなあ。


……あれ?なんか後ろから影が近づいてくる


シュンッ
「フフッ、マスター♪ミク好きなのはマスターだけじゃありませんよ!」

レンだ。足速っ!!
だが、俺だってミクが好きなんだ!!

負 け な い … … !!


《ドドドドドドドドッ……!!!!》

後ろからめちゃくちゃでかい音がしてくる。
今度は何だ!??


「お兄ちゃん達、私を忘れてなーい?ウフフッ」

リンが ロ ー ド ロ ー ラ ー に乗ってきた。

「嘘……だろ……?!」

レンが叫ぶ。
「リーンー!それ反則ー!!」

でもゴールまで後少しだ!!
負ける訳には……っ!!!

《ゴーーールッッ!!》

《一位は、マスターでした!》


やったぞ!!一位でゴールできた!!
《一位のマスターにミクから一言!》
カイトがミクにマイクを手渡す。
《マスター格好良かったよー!!次も頑張ってねーっ♪》

ドキンッ。可愛い…。


ポンポンっ
肩を誰かに叩かれる。

「ん?」

そこに居たのは……帯人だった

「マスター??さっきはやけに必死に走ってましたね…?」
「えっ、何で知って……」

「 ず っ と モ ニ タ ー で 見 て ま し た よ ? 」

こっ………
怖ええええええぇぇぇっ!!!



《第二種目は「ミクとラブラブ大作戦」です!》

《皆さん、用意された机と椅子に座ってください!》


……?何をするんだろう?

《今から皆さまにはミク宛に手紙を書いてもらいます!》

《一番ミクがドキドキした手紙を書いた人が勝者です!》

《それでは、よーい…スタート!!》

手紙、かあ…

なんて書こうかな??

………
 ………
   ……


《ストーップそこまでですっ!》


《はい、一人ずつ手紙を読んでいきます!》


《一人目!あっ、これはレン君ですね!

「ミクへ

いつも優しくしてくれて……ありがとう。

僕が優勝したら、ネギいっぱい買ってあげる!」

だって!どうですかミクさん!》

カイト…のってきてミクさんとか呼び始めた……

《嬉しい……っ!!レン君サイコー!!》

ミクのことだから
多分ネギのところだけだろうな。喜んでるの。


《えー、次の手紙は…》



中半終わり

後半へ—。