二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: VOCALOID日記 ( No.9 )
日時: 2010/10/16 09:13
名前: ワタアメ ◆l7RO86Kdhc (ID: CbmxSfx3)

(レン 甘甘)

「可愛いマスター」



「レン君ってさー」
「何ですか?マスター」

朝から歌の練習をしているレン君に話しかける。

「頑張りやさんだよね」
「そ、そうですか?僕、もっとマスターの力になりたいだけで……」

実際すごく頑張りやさんだ。
優しいし、格好いいし……。

「フフ、私、レン君が頑張ってくれてるとこ見ると、元気になるよ」

「本当ですかマスター!エヘヘッ、うれしいなあ」
嬉しそうに笑うレン君。格好いいなあ。

「でも、無理はしないでね。レン君はそのままでも、とっても歌上手いから!」
私がそう言うと、レン君は笑いながら
「マスターも無理しないようにしてくださいね!マスターはとっても可愛いから、体壊したりしたら大変です!」

レン君に「可愛い」って言われて
私の顔はカアーッと赤くなる。

「か、可愛い!?そ、そんなこと言われたの、久しぶりだよ……!フフッ///」

ああ、ほっぺが赤くなってるのが自分でも分かる。こんなののどこが可愛いんだろう……?

ふとレン君の方は見ると、…あれ!?
レン君も顔真っ赤……まさか無理しすぎて風邪ひいちゃった!?

急いでレン君の近くに駆け寄る。

「レ、レン君?大丈夫!?」



「……ター…の顔可愛すぎ……」

「え??」


「マスターその顔可愛すぎ!!」
「ええっ!?」

どうやら頬を染めてる私がよほど可愛かったらしい。
よかった…風邪じゃなかった。

「もう!レン君ったら!」
「フフ、だって、マスターが可愛すぎるからー♪」
「なっ……またそんなこと言ってー!私よりミクちゃんとかルカの方が可愛いよ!!」

頬染めたまま言っても説得力ないけど。
でも普通に考えたら男の子はミクちゃんとかの方が可愛いって思うはず!でもなんで私に?

「いいや、マスターが一番可愛い♪僕が大きくなったらマスターと結婚してあげます!」

…………!???

「なっ…そんな…ええっ!?///」

「そうそう!その顔可愛いすぎです!!マスター!」

「もうっ!レン君ったら!!///」

………
  ………
    ………


14歳にたじたじな私っていったい……//


END