二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 一つの挑戦状。《サマーウォーズ》 ( No.31 )
- 日時: 2010/11/12 17:00
- 名前: スカイブルー (ID: AyMnBqmb)
陣内家では万理子おばさんが待っていた。(やはりスイカを用意して)
夏希ねえちゃんはもちろん健二さんをつれて来ていた。廊下では真悟達ちびっこが走りまくってる。大人は家のまだ直っていないところの修理をしていた。
僕は早速パソコンとヘッドフォンを持って納戸に向かった。
納戸に行くとそこには見慣れた顔がいた。
「…小夜。」
「ん?あ!佳主馬!ちょっと待って!」
小夜はあわててパソコンをとじ、さっさと片付けた。
「OZやってたの?」
「ん…まぁ…。」
「じゃあアバターどんなの?僕の知ってるんだったら教えてよ。」
「えぇ…。じゃあさ、いつかのキングを倒したあの34に勝てたらね。」
「何故…。それに何回も僕勝ってるじゃん…。てかよくおぼえてたね。」
「キングのファンなら覚えてるって。」
小夜は笑うとほらほらと僕の背中を押して中に入らせた。
「じゃ、私別の部屋から見てるね。」
「ん。」
小夜が立ち去ると僕はパソコンを開きOZに入った。
そもそも34にはしばらく会ってないし、あいつはこのOZのセキュリティだから会えるかもわからない。最悪の場合探しても会えないだろう。
僕がOZの中を探しているとカズマの肩に藍色の手が置かれた。
「俺をお探しかい?ライバル君。久しぶりだな。」
いた…。何故今日に限っているんだよ。
「まあ専用チャットでもひらいて話そう。」
するとモニターに別のウィンドウが開かれて早速文字が打たれていた。
{しばらく君と遊びすぎてOZから怒られたんだなこれが。今日はお許しをもらったから大丈夫。}
{へぇ。今日は親戚のアバターを見せてもらう為お前と勝負することになった。}
{もちろんいいぜ…といいたいところだが俺はたぶんそいつのアバター知ってるぜ?}
そうだ。こいつは10億以上のアカウントをすべて記憶しているんだった。なら頼んで聞けばいいじゃないか。どうせ親戚なんだし。
{じゃあ紀野小夜って言うんだけど教えて。}
{いいけど。じゃあ…}
切ります汗