二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 自分探し 【銀魂】 ( No.18 )
- 日時: 2010/11/05 17:36
- 名前: 海苔 (ID: /LylQYeE)
第八訓 3日坊主ダメ!絶対!
≪ ○月×日
真選組にやってきて約二週間経ちました。
この日記も二週間です!
慣れって怖いと思います。
例えば、近藤さんがいないときは志村さん(?)の家にお邪魔しているらしく。
土方さんはマヨネーズとタバコがあれば生きていける人だと知って。
(はじめ怖いとか思っててスイマセン)
沖田さんは一日一回バズーカ使って(危ないなぁ)土方さんを抹殺しようとしています。
あ、たまに。夜中に呪いをかけてます。
山崎さんはバドミントンが好きな人でした。≫
「ふぅ。こんな感じかな」
書き終えたノートを閉じて、私は部屋から出た。
——
「——というわけで最近。桂の目撃情報がある」
≪ここでは朝会的なものがあります。
隊士たちが近藤さんなどの話を聞きます。
はっきり言って長いです。
しかし耐えます。
真選組の朝は多分ここから始まるでしょう。≫
それにしても長いなぁ、本当に。
今のは近藤さんですよ。やっと2回目の登場ですね。
沖田さん立ちながら寝てる。器用だな。
あ、土方さんに起こされた。
隊長ださっ。
あれ? こっち見てる?
ちょっ、すいません!!! 目が怖いんだけどあの人!
見てるというより睨んでるし! あ……、見回り沖田さんとだった!
——
≪話が終わったら、ご飯食べたり稽古したり……。
大体そんなーかーんじー♪ ギャグま……ゲフンゲフン。失礼。
なんやかんやで午後は、ほとんど見回りです。(午前中の場合もありますが)
交代制なんですが私は沖田さんと常に一緒です。≫
「沖田さん。すみませんでした」
「…………」
ぎゃあぁぁっ!!! 無言怖ぇ!
あと1回で100謝りまでいくよ!?
沖田さんは私の前をただ黙々と歩いて、本当に見回りしてるのか? とか思うけど言ったら殺されるね。
沖田さんとの見回りでっす☆
なんて明るくやるつもりだったのに。
これじゃ、宇宙人とまわってる方がマシだ!
というか天人がいる世の中でそんなこと言っても無駄なんだけどね。
そして百回目の謝り。
「……たいちょ。すいませんでし、た……」
「…………Sは打たれ弱いって覚えとけ。はるか」
振り向いてポツリと呟いた沖田さんの顔は、うっすら笑みが浮かんでいた。
「返事は?」
いつもの調子で返ってきた言葉が
「はいっ!」
とても嬉しかった。