二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 自分探し 【銀魂】  −オリキャラ篇− ( No.52 )
日時: 2010/12/15 20:56
名前: 海苔 (ID: sjTpucjC)
参照: 何をしたら俺の心は満たされるのだろう

第十九訓 グダグダとは一種の病気である






「あいっ、次行くよー!」


手を叩きさっさと終わらせたいという気持ちを抑える。
次は……。あ、総梧の幼馴染ちゃんだ。

はいはーい、と手を上げて、緑の目がキラキラと光っている。


「俺の名前は師走 裄乃! 男っぽいけど女! で、志望動機は特になし。つーわけで、よろしくなはーぴょん♪」


はーぴょん……!? あだ名付いちゃったぞ。
つーか志望動機ぃっ! 特になしって、そりゃそうだよな。さっき来たんだもんな。

順番的に行くと最後は、あの耳付きボーイなんだよな。


「ほら翡翠。あんたの番だよ」

「わかりました。裄乃様」


様付け……。やばい、ここまで来てあの子のキャラがさっぱりわからねぇ。


「ボクは天城 翡翠と申します。裄乃様の使い魔です。
 よろしくです、はるかさ……え? はるる様? じゃあ、はるる様で」


翡翠くんが話してる最中に裄乃ちゃんが耳打ちしていて、私の呼びがはるる様になってもーた。

とりあえず。自己紹介は無事とはいえないけど終わったことですし。



読者の諸君、お待たせしました!
(つか読者はいたのか? まぁ、いいや)


「隊の名前の発表です!」


みんはが感嘆の声を上げる。
ふっふっふ、実は考えてあったんだな。これが。
一番めんどくさそうな、隊の名前決めが。

ポケットから紙を丸めたものを取り出す。
大して長くはないが、端を春ちゃんに持ってもらって。(目があったから)


「隊の名前は、これだっ!」


勢いよくそれを引っ張ったときだった。
そのとき紙は何かに切られ、真っ二つとなり、廊下には沖田と知らない子がいた。