二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン二次創作  【虹色の天空】アンケート中です。 ( No.153 )
日時: 2011/01/02 18:20
名前: 豆電球 ◆Y6CWE4r6bA (ID: sp0cIx.0)

第三十四章 〜サファリパークからこんにちわ〜

セキチクシティポケモンセンター。
今日も今日とて、ジム戦対策を練る三人。(サトルはジム戦しません。)
エンジュ「わは〜!セキチクシティとうちゃく〜!」
サトル「ジム戦行くのか?」
ギンガ「いや、今回のジムは毒タイプ専門だ。エスパータイプのポケモンでも居た方が有利になるだろう。」
エンジュ「アタシの手持ちには、エスパータイプのコがいないよね〜」
ギンガ「そういえば・・・」
サトル「?」
ギンガ「セキチクには、パルパークっていう施設があるんだ。」
エンサト「パルパーク?」
ギンガ「その施設では、他地方のポケモンに会えるんだ。そこで運がよければ、エスパーポケモンをゲットできるかもしれない。」
サトル「おお!すげーじゃん!早速行こうぜ!」
エンジュ「うん!」

てな訳で。やってきましたパルパーク!
手続きを済ませ、施設内の草むらに入る。
スタッフ『制限時間は一時間!その間に、六匹ゲットして下さい!』
サトル「おお〜!サファリパークみたいだな!」
ギンガ「三年前にジョウトに移動して、パルパークとして新装開店したんだとさ。」
エンジュ「ほえ〜!さっそくいこー!」
ガサガサガサ!《野生のパチリスが現れた!》
ギンガ「ホウエンの・・・」
サトル「行けー!パークボール!(パルパークボールの略)」
《やった!パチリスを捕まえた!》
サトル「意図も簡単に捕えた・・・どう言う事だ?」
ギンガ「えーと、遭遇したら、必ず捕まえられます、だって!?」
エンジュ「ほあ〜!!すっごーい!」
ギンガ「・・・」
エンサト「ギンガ(お兄ちゃん)?」
ギンガ「いや、何でもない。さ、続けようか。」
エンジュ「?」

50分後
サトル「見つかんねーよぉ・・・」
エンジュ「う〜・・・あと一匹なのにぃ〜〜!!」
ギンガ「草むら、岩山、森・・・後探していない所と言えば・・・」
サトル「水上!!オーダイル!マリルリ!波乗り!」
ギンガ「エンジュちゃん、サトルのマリルリに乗れ!俺はオーダイルに頼むから!」
エンジュ「あ、はい!よろしくねマリルリ!」
マリルリ「ルリー!」
湖の上で、暫く進んでいくと。
《野生のラティアスが現れた!》
ギンサト「ちょっと待てーー!!!」
エンジュ「??どうしたの?」
ギンガ「何も言わず、これを見てくれ。」
差し出した来たのは、ポケモン図鑑だった。表示されている画面を見て、固まる。
『無限ポケモン ラティアス ホウエン地方伝説のポケモンの一匹 』
エンジュ「伝説のポケモン!?」
ラティアス「ラティー?」
ギンガ「と、とにかく一度ゲットしよう!いけ!パークボール!」
《やった!ラティアスを捕まえた!》
ギンガ「これで、六匹全部ゲットしたな・・・!一度ポケモンセンターに戻ろう!」
サトル「ああ!これはマズイ!」
エンジュ「え?ええ?」
ラティアス「ラティ?」

セキチクシティポケモンセンター
ジョーイさんに事情を話し、奥の個室に通して貰い、三人で一つのボールを覗いた。
入ってるポケモンは、勿論ラティアスである。
ギンガ「・・・今から話してみる。内容は後で伝えるから。」
サトル「分かった。」
エンジュ「は、はい。」
ラティアス「その必要は無いですわ。」
一同「!?」
ラティアス「だって私、テレパシーで意思疎通できますもの。」
とんでもなく、無理矢理です〜(苦笑)
ギンガ「伝説のポケモンだからか・・・」
サトル「え?そうなのか?」
エンジュ「なんかすごーい!」
ラティアス「貴方達、何故私がここに居るかを聞きたいのですね?」
ギンガ「あ、ああ。伝説のポケモンが、パーク内にいるなんておかしいだろう・・・」
ラティアス「そんな事はないですわ。私が紛れ込んでいた理由は、三度カントーで活動を開始した、ある組織の目論みに巻き込まれたとだけ、言っておきましょう。」
サトル「三度活動を開始したある組織って・・・」
ギンガ「ロケット団のことだろうな。」
ラティアス「そして、私はとある人物を便りにやってきたのです。」
ギンガ「もしかして、【伝エル者】か?」
ラティアス「その通り。で、貴方達をここで待っていたのです。【伝エル者】は、2人居るとお聞きしたのですが・・・」
ギンガ「一人は俺。もう一人は、リオンだな。現在、ロケット団に捕まってるんだ。」
エンジュ「・・・で、でね!いま、探すたびをしてるの!」
ラティアス「そうですか。では、私も同行させていただきます。」
サトル「!?決定事項なの!?」
ギンガ「構わないが、伝説のポケモンだからな〜。目立つだろうし・・・」
ラティアス「それは、問題外ですわ。見てて下さいな。」
ラティアスの周りの光が屈折し、現れたのはリオンと同じ年頃の、女の子。長い赤みがかった髪を、ポニーテールにしている。
ラティアス「私は、光を屈折させて姿を変えることが出来るのですよ。」
ギンガ「いやしかし・・・」
エンジュ「わ〜かわいいー!よろしくね!ティアちゃん!」
ラティアス(以下ティア)「人間名はそれでいいですね。不束者ですが、どうぞよろしくお願い致します。」
エンジュ「おにいちゃ〜ん!」
ギンガ「・・・仕方ねえな。ゲットしたのは俺だし。色々、責任も感じてるし・・・」
サトル「でもさ、ジム戦どうするよ。」
一同「あ。」

次回へ続く