二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

ポケモン二次創作  【虹色の天空】感謝御礼リクエスト受付中! ( No.265 )
日時: 2011/02/16 20:23
名前: 豆電球 ◆Y6CWE4r6bA (ID: sp0cIx.0)

感謝祭リクエスト編そのニ 〜見つかった!〜

一の島を探索し終え、何もなかったのでまたもやルギアに頼んで、二の島にやって来たリオン一行。
リオン「ルギアに何回も頼むのは、あんまり良くないかもしれないわね。」
ギンガ「でも、仕方ないんじゃないか?島の周りは波乗りできないし・・・」
サトル「でも、このままだと確実に目立つぞ。」
ティオ「うむ。ルギア様に乗るなど、恐れ多くて、あまりしたくないしな。」
ティア「そうですわ。私達のみ、今後は元の姿に戻るって言うのは如何でしょうか?」
リオン「じゃあ余計に目立っちゃう!」
一同「・・・」
サトル「じゃーどうすんだよ!」
空しい叫び声が空に響くが・・・当然何も返ってこなかった。

三の島
黒尽くめの集団が、一人の人間を取り囲んでいた。
???「大佐!『あの』餓鬼共が、我々を嗅ぎ回っているそうです。」
大佐「そうか——その中に、チビは居たか?」
???「いいえ!子どもの付き添いだった銀髪と、リーグチャンピオンとその他だそうです。」
大佐「・・・分かった。早く、蹴りをつけんとな。対陣を組め!」
???「はっ!第一斑は、四の島!第二班は、六の島!そして、第三班は、誕生の島だ!」
大佐「いいか?何があっても、餓鬼共を誕生の島に近づけるな!」
???「畏まりました!」
大佐「散れ!」
長らしき人物の掛け声で、幾多の黒が散った。

再び二の島
リオン「・・・ここも何ともないみたいね。」
ティア「そのようですわね。」
サトル「船に乗りたくても、チケットが無いしな・・・」
ギンガ「困ったな・・・」
ティオ「む・・・」
???「あー!!リオンはん、めっけたでーー!」
一同「!?」
話しかけてきたのは、コガネ弁を軽快に話すあの人。

アカネ「リオンはん!何で病院を抜け出したん!?エンジュちゃん、ごっつ心配してたで!」
リオン「アカネさん!?・・・皆、逃げて!」
リオンの一言で、蜘蛛の子を散らしたように、皆は一斉に逃げ出す。
アカネ「何で逃げるん!?待ってぇな!」
サトル「待てるかっての!ピジョット!ティアを!」
ティア「サトルさん!?」
ティオ「ラ・・・」
ギンガ「はいはい、おにーさんはこっち!ドンカラス!」
リオン「チョキ!サトルをよろしく!はやて!」
ギンガ「リオン!」
リオン「すみません!アカネさん!それではっ!」
ウインディが、その名の通りに颯爽と駆けて行く。主人とその友人(?)を乗せて。
アカネ「えええ!?何なん・・・あの早業・・・ってか、あの2人誰?」

はやての背中
リオン「何で・・・アカネさん・・・」
ゼエゼエと、息を切らす2人。ギンガの方は、まだ会話も儘ならないようだ。
リオン「はやて、ポケモンセンターに急いで。チョキにも、他の二匹を誘導するように言ってあるから。」
ギンガ「あの短時間で、指示したのか?」
復活したらしい。額に汗を浮かばせながら、質問してきた。
リオン「うん。一瞬だったから、詳しい指示は出来なかったけど・・・」
ギンガ「・・・」
リオン「ギンガ?」
ギンガ「何でもない。今は——」
ドドドド
アカネ「ちょい待ちー!!話は終わってないでーー!」
ミルタンクの転がるで、アカネが追っかけてきた。逃げ切れるか微妙な速度だ。
ギンガ「とりあえず、アカネさん撒かないと。」
リオン「そうね・・・はやて!神速!」

チョキ達
サトル「リオン・・・」
何故か涙目なサトル。うん、実にご愁傷様である。ホント、可哀想。
ティア「・・・ピジョット、私達は元に戻りますわよ?」
ティオ「そうである。ドンカラスも、無理をしなくとも良い。」
瞬く間に元の姿に戻り、リオン達の行方を探っている。
サトルは、再起不能に陥っている。復旧は、困難を極めるようだ。
サトル「俺だけ空・・・俺だけ空・・・」
ティオ「ラティアス。サトルはどうしたらよいのだ?」
ティア「お兄様。この状態のサトルさんには、何を言っても無駄だそうです。そう、ギンガさんからお聞きしています。」
ティオ「・・・そうであるか。」
ティア「———お兄様、リオンさん達の居場所が分かりましたわ。」
ティオ「そうであるか。我輩はサトルを連れて行く。ラティアスは、リオンにこの状況を報告してくれ。」
ティア「畏まりましたわ。お兄様。」

再びリオンターン
リオン&ギンガ「・・・」
2人は今、ポケモンセンターの物陰に隠れている。どうやら、撒いたようだ。
はやてはモンスターボールに戻し、二人は仲良く隠れている。
リオン「あーっぶなかった!アカネさん、何で此処に・・・?」
ギンガ「知るか。それでも、一刻も早く二の島を後にしないと・・・」
リオン「また見つかっちゃうわよぉ!」
ギンガ「大きな声を出すな!」
リオン「もがっ!もごもごがー!」
ギンガ「うわぁっ!ラリアート決めんな!死んじゃう!」
リオン「ギンガこそ、黙りなさいよ!」
見つかるぞお前ら。
ギンガの命が無事だったかどうかは、次回判明する筈です・・・・


次回へ続く