二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

ポケモン二次創作  【虹色の天空】 ( No.3 )
日時: 2010/10/20 23:01
名前: 豆電球 ◆Y6CWE4r6bA (ID: sp0cIx.0)

第一章 〜出発の刻〜

マサラタウン。何色にも染まっていない、真っ白な街・・・
ここにやって来たのは、トウジョーの滝にてワタルと話していた、キオンだった。
男の子「僕のポケモンはこいつだ!フシギダネ!」
女の子「負けないんだから!ヒトカゲ!」
男の子「へん!お前なんかに負けねーよ!」
キオン「・・・へえ。フシギダネに、ヒトカゲ。君達のポケモンなのかい?」
男の子「お、お前だれだぁ!!!」
誰だって、いきなり話しかけてきた人物には警戒するだろう。
キオン「ああ、僕、キオンって言うんだ。驚かせちゃってごめんね!」
女の子「お兄ちゃん・・・でいいの?」
キオン「え?女の子に見える?僕は正真正銘男だよ。」
男の子「で、僕達に何の用?」
キオン「そうそう。君達のポケモンを、コレに登録させて欲しいんだ。僕、「コイツ」のデータ集めの旅してるんだ〜♪」
そう言って、おもむろに取り出したとある機械。子ども達の表情が一変する。
男の子「これって・・・」
女の子「ポ、ポケモン図鑑!?ど、どうしてキオンお兄ちゃんが・・・?」
それは、普通のトレーナーが手にする事はほぼ不可能な代物である、ポケモン図鑑。
何故、彼がコレを持っているのか・・・
キオン「コレ?皆持ってるものじゃないのか?」
男の子「それを持てるトレーナーは、ほんの一握りなんだぞ!!ってことは・・・」
キオン「そうだったのか・・・それは知らなかったなぁ。」
女の子「お兄ちゃんってもしかして、すっごく強いの?」
男の子「だったら、僕とバトルしてくれよ!強いんだろ!僕、コイツとしか戦った事無いんだ!」
「バトル」と聞いて、キオンの表情が一変する。先程までの優しい表情は消え、厳しい顔になる。
男の子「・・・だ、だめならいいんだけど・・・」
キオン「いや、そうじゃないんだけど・・・あいにく今は、二匹しか連れて無いんだ。しかも、そのうちの一匹はちっともなついて無いし。」
女の子「一対一はどう・・・ですか?」
キオン「う〜ん・・・僕はいいんだけど、君はいい?」
男の子「僕は、フシギダネで行く!」
キオン「やる気満々だな・・・いいよ。僕の相棒は、コイツだ。」
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キオン「じゃーなー。情報ありがとー。また、バトルしようぜー。」
男の子「・・・うん。」
女の子「キオンお兄ちゃん、強かったね。あれでも、手加減してくれたんだろうし・・・」
男の子「でも、あのウインディ強すぎるだろ・・・いくら相性が悪かったからって、火の粉一撃でやられちゃうなんてさ。信じられない・・・」
女の子「そういえば、今のリーグチャンピオンもウインディの使い手なんだって。」
男の子「ああ、今行方不明の・・・。!!!」
女の子「!!!まさか・・・」
男の子「・・・いや、違うだろ。キオン兄ちゃんは男だぜ?チャンピオンは女って聞いてるし。」
女の子「・・・そうよね。」
男の子「でも、一応オーキド博士に報告しとく?」

一番道路
キオン「あっぶね〜・・・さて、早くニビシティに行くか。よろしく、はやて。」
はやて「ヴォン!」
キオン「しっかし、お前強いな〜・・・目立っちまうなぁ・・・これじゃ。」
はやて「・・・」
キオン「ああ、悪い。お前が悪い訳じゃねーもんな・・・ごめん。こんな事に巻き込んじゃって。でも、仕方の無い事なんだ。暫くの間だけ、辛抱してくれないか?」
はやて「ブルル・・・」
キオン「ごめんな・・・本当に・・・すぐに見つけてやっからな。それまでは、頼んだぞ。」


次回へ続く


もうテスト捨てました。余りにもダメダメなんですもん・・・
いいんだ!私にはキオン君が居るし!
ってゆうか、記念すべき第一章がコレって・・・