二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ツバクロ×CCさくら xxxHOLICもたまに出るよ♪ ( No.44 )
日時: 2010/11/16 14:17
名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)

前の話し読み返したら、自分何したかったんだろうって疑問がのしかかってきました。
イジメ?(´д`)

前回の雑談コーナーに出てきた人たち絶対出てくるとは限りませぬ。
が、この三作は最終的にごっちゃごっちゃするので、そこはおきおつけください。えぇ。最終目標はカオスですから。

それでは、もう本格的始動かもしれない第十三章開始です♪



第十三章「不思議な花見後編」
「どこだろ〜」(配点:探し物)

小狼:「姫。探し物はありましたか?」
ただいま、小狼とサクラとモコナは家に戻ってきていた。
サクラが『何か』を忘れたようだ。

サクラ:「ちょ・・・ちょっとまってね」
今、探し物をしているのはモコナとサクラだ。
探し物ははサクラの部屋の中にあるので、小狼は廊下で待機している。
理由は──大体察しがつくだろう。小狼だし。

サクラ:「あっ──!」
ドドドドドドド────ッッ!!!

突然轟音が響いた。
場所は──部屋の中だ。部屋の中で何かあったのだろう。
小狼が駆け込もうとすると部屋から声が聞こえた。
サクラ:「だ・・・だいじょうぶ!大丈夫だから心配しなくていいよ」
モコナ:「モコナも平気〜」
小狼:「で・・・でも・・」
モコナ:「小狼!乙女の部屋には入っちゃいけないんだよ〜。侑子が言ってた!」
小狼:「う・・・」

一番最初に自分が言った言葉を返され、小狼は動きを止める。
しばらくすると部屋から二人は出てきた。

モコナ:「サクラの探し物見つかったの!」
開口一番にそう言って、サクラの手を指差す。
そこには、ピンク色の花をかたどったレリーフがあった。
小狼:「これは?」
レリーフから目をそらさず質問する小狼に、サクラは夢での出来事を説明していく。

要約すると、夢である男ににもらったもので、肌身離さずつけていてほしいと言われたそうだ。
サクラはその人がいけない人だと思ったそうだが───

そうだったんですか、と一応納得した小狼はサクラをつれてみんなの場所へ戻っていった。

         ●

場は戻り、花見会場。
ここでは、ある異変が起きていた。
最初は誰もが気のせいだと思っていた。
のだが、明らかに不自然だった。

何分かに一度、強風が吹き視界が桜の花びらで覆われると、視界が戻ったときには誰かがいなくなっている。
その異変にいち早く気づいたのは、黒鋼だった。
黒鋼:「おい・・・」
黒鋼がゆっくりとたつ。それに続いて他のみんなも立った。

桜:「ケロちゃん。これってクロウカード?」
必死に聞く桜にケルベロスは困った顔をする。
ケロ:「あぁ。カードの気配はするんやけど・・・他の誰かの魔力も感じるんや」
魔力のモトを探すためにケルベロスが振り向くと小狼たちが戻ってきた。

小狼:「どうしたんですか?」
小狼も異変を感じ、厳しい顔つきになる。

サク・桜:「あっ!」
桜とサクラが声を上げた。
二人のほうを見ると、あのブローチが輝いている。

ケロ:「ここや!魔力のモトは!」
ケルベロスが叫んだ。

+つ・づ・く+