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〜黄の国城内〜

リリリンッ！
リンが鈴を鳴らす

「お呼びでしょうか、王女様」

「えぇ。一言で終わらせるわ、緑の国を滅ぼしなさい！」

「そ、そんなことをしたら国が……」

驚いたような目をする大臣。
普通の人だったらまず驚くだろう

「何を言っているの？
滅ぼすためよ！私は……あの国が元から嫌いだったの！
いいわ。あなたも断頭台に立ちなさい！」

「王女！お待ちください！王女ォォォォォォォォ！」

そして、兵に連れて行かれる大臣
ボクはただ見ているしかできない。何もできない。ボクが言ってもリンは聞かないだろう

〜リンの部屋〜

「レン。貴方には、ミクという女をコロしなさい」

涙目で言うリン。そこまでカイト王子が好きだったという意味だろう

「はっ、はい！」

そうしてレンは部屋を出て行く。
部屋を出てからは泣きながら部屋まで走った
そう、ボクはミクさんに恋をしていたのだ
そして、緑の国と黄の国の戦争が始まった
断然仕掛けた黄の国方が優勢である
元から兵力の低い緑の国は意図も簡単に滅びた
ミクは自分のことを「筋書き通りだったけど最後は自分の自由にできたから……レンくん、ありがとう」といい、レンの持っていたナイフを自分にさしその後自分から井戸に身を投げた

つづくｗ