二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ボーカロイド】ミクの初恋☆ ( No.17 )
日時: 2010/10/29 21:29
名前: 紫陽花 (ID: .MlXjjyR)

第七話 何で?ねぇ、何で?


「アズマ・・・どうだった・・?」


「うん、すっごい良かった。」

「ホント!」

「・・・でも、ミクはどうだった?」

「え、私?」

「そう。だって、一生懸命他人の作った曲を歌ってる訳でしょ。」

「そうだけど・・・でも、私は・・・歌うことが大好きだから。」


「じゃあ、何度でも歌ってくれるよね。」

「うん!」


そう言って、アズマはその、学校って所に行った。


多分また来てくれるだろうな・・って私は思った。


去り際の、アズマの笑顔が目に焼きついて離れない・・・・。




「ミク姉♪どうだった?」

「まさか、失敗したなんて言わないでくださいよ。」

「うん、大丈夫。成功だよ!」

「「やった〜!」」

「ふふっ、何で私のことなのに、こんなに喜んでいるの?」

「だって、ミク姉にもっと笑っていてほしいから!」

「後、ミク姉には幸せになって欲しいから。」

「・・・有難う、リンちゃん、レンくん。」



ギュッ


「「ミク姉・・。」」



「あーミクーどうだったー?」

「あっ、バカイトがやっと起きたー!」

「どうせ夜更かししてたんでしょ。お肌の敵よっ。」

「・・・俺の問いには無視かよ・・。」

「あ、バカイト。ミク姉は上手くいったんですよ。」

「良かった・・・レン・・。」

「うるさい。」



ベシッ



「これ、ぬいぐるみか。痛くなかったって思ったのは・・・・・。」



バシッ



「いた・・・これはぬいぐるみ!?なんで?!」

「あ、そのぬいぐるみは・・・私がネギを入れて置いたぬいぐるみ!」

「なんでぬいぐるみにネギ入れんの!?」

「え?寝ながら食べようかなって・・・。」



ゴゴゴォォォォォォ・・・・・




「り・・・リンちゃん・・・?落ち着いて・・。」

「レンが逃げたぞ。」


「ミク姉・・・私にはああやって言っておいて・・・・ミク姉だってやってるじゃない!」

「・・・すみません。」

「・・・ゴメン。」

「なんでバカイトまで謝ってるのよ!」

「いや、なんか怖かったから・・。」

「言い訳無用!行くわよ・・。」



「「ギャァァァァ」」



その頃、レンは


「よかった・・・避難できて・・。リン姉さんが怒ると止められないんだよなー・・。」