二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ボーカロイド】ミクの初恋☆ ( No.35 )
日時: 2010/11/20 18:13
名前: 紫陽花 (ID: k7TBKGCR)

第十二話 将を欲するなら先ず馬を射よ。






カララーン




「あ、メイコ姉さん!」

「あれ〜・・・ミクじゃないの!!なんで居るの〜?」


メイコ姉さんもう酔ってるみたい・・・。

私未成年だからね?!一応言って置くけど!!


「さ、先ず飲みなさいよ。話は飲みながら聞くからさ〜!!ね〜酒百升!!」


はぁ?!メイコ姉さん・・・死ぬ気ですか?



「あいよ〜!良く飲むねぇ〜!!」


しかも普通に答えちゃうんだ・・・。



「で、ミク。話って何?」

「あの・・・私、GUMiさんに勝負を申し込んだんです。」

「へ〜勝負ねぇ・・・だったら・・・。」


あれ?これはまさかの展開?!メイコ姉さんが燃える事無いと思ってたのに・・・。


「神威がくぽとか言う新種の所為でメイコ無双が人気出なかったのよ!!キャラ被ってんのはそっちじゃない!!私の方が先輩よ!!!」


・・・成る程。



メイコ姉さんのシリーズであるMEIKO無双が、余り知られて無かった事で神威がくぽを恨んでるのね。

まぁ、それでも良いか。

だって、メイコ姉さんもやる気だしてくれたし。


後・・・ルカ姉さんで良いんだっけ?

あ、そうだ。あの人達が居た・・・・。



そう・・・売れた私達を恨んでる・・・・。

ボーカロイド1の六人・・・ね・・・。


ただ、会社的にはこっちなんだけど、売れてない同士で向こう行く可能性は在るかも・・・。



ピーンポーン




「どちら様ですか?」

「あ、初音ミクです・・・。」

「何でここに?」

「私達に何か用あるの?」

「うんとね・・・中入らせてくれる?」


「・・・分かりました。」

「中へ入ってから話しましょう。」



ガチャ・・・



うぅ・・やっぱり空気って言うか、雰囲気っていうか・・・そういうのが重いよ・・・。


ボーカロイド1、LEONとRORAの家は。



「それで、何の用?」

「えっとね、私。GUMⅠちゃんに勝負を挑んだんだ。」

「勝負?!よし・・・分かった。やってやろう。」

「そうね。私達の歌は最高よ!!」



良し、この二人———レオンとローラの事だ———の説得は簡単だったらしい。


「もういい加減ミクとかルカは認めてあげる。メイコさんは勿論認めてる。でも・・・でも・・・。」

「私達よりも・・ミクよりも後のボーカロイドや鏡音リン、レン兄弟は認めないッ!!」

「えぇ〜?!なんで〜〜?!?」

「俺達の双子設定をパクッたからだ!!」

「そうよ!!その二人と一緒なんて嫌よ!!」

「あれ?レオンさんとローラさんって双子だったんですか?」

「え?!双子よ!!」

「そうだ。双子だ!!」


知らなかった・・・。

というか、メーカー公式で発表して無いよ?


という訳で、ミクはこれから・・・他のボーカロイドを説得しに周る事となりました。

そして、相手も続々とメンバーが集まり・・・。



後一週間で勝負です!!