二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ボーカロイド】ミクの初恋☆ ( No.46 )
- 日時: 2011/01/22 19:44
- 名前: 紫陽花 (ID: MRwb6zkQ)
第十七話 嘘零れ出ちゃうかもね。
「ミクちゃん、上手だったわ!」
「ミクっち〜!アンコール!!」
「ミクさん、・・・とても、良かったです」
皆に喜んでくれた・・・・。
それだけで、私はホッとしちゃった。
「あ・・・・」
気がつくと、私は泣いていた。
何でか分かんなかったけど、歌を歌えたからかも知れないな。
皆に、またこうやって聴いて貰える日が来るなんて、思わなかったから。
「ミクっち?!あたし失礼なコト言っちゃった?!」
「ミ・・ミクさん・・・?えっと、どうしました!?」
「ううん、私が、ちょっと・・・ね・・・・」
皆、私を気遣ってくれてる・・・・。
それだけで、私は最高の気分・・・!!
・・・・だって、こんな風に誰かと笑って過ごすなんて久しぶりだもん!
今だけは、このままで・・・!!
「ミクちゃん、もうこんな時間よ。大丈夫?」
「へ・・・?・・・・え!?もうこんな時間〜〜!?」
「え〜!ミクっちもう帰っちゃうの〜〜!?もっと遊びた〜〜い〜〜!!」
案外、あの双子と一緒にまだ乗り続けるのは遠慮したかったから良かったけど・・・・。
ホントは、・・・ホントはね。
あれだけゴチャゴチャしてても関係ない。あんな風に皆に聴いて貰えたコトは、と〜っても良かった!!
・・・・だから、・・・ちょっと、残念だな・・・。
「あの、・・・何から何まで、有難う御座いました!私、とっても楽しかったです!!」
「えぇ、またいらっしゃい。今度はもっと色んな所で発声練習しましょ」
え・・・・。
あれだけじゃ無かったのは気付いてたけど、そんなにあったんだ・・・・!!
「ミクっち〜!今日は楽しかった!アタシの家にも来なさいよッ!」
「俺も結構楽しかった。また来いよな!」
レオンさん、・・・私に対するあの態度はすっかりなくなっちゃったんだ・・・。
まぁ、皆楽しかったって言ってたし、また来よ〜うっと!
「本ッ当〜に!有難う御座いました!!また来ます!!」
良い人たちだったな。三人とも。
え〜っと今度は、・・・プリマさんと、ソニカさんと、トニオさん・・・・。
頑張って、出来るだけ多く味方に付けなきゃ!!