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■[MIKU]　ペテン師が笑う頃に　*。+゜ 01 ゜+。*


愛されていたのは、

　　君じゃない、僕自身だよ。
　ナルシストとか、言わないでよね？


声の聞こえる方へ

　　ひざまずいて、空を拝む。


「　———　」


　空は紅く、錆びた色をしていた。



「死にたい」


死にたがりのピエロは、

　　化粧もせず、マヌケ面。
　本当、笑っちゃうよ。


夜更かしも程々にしな？

　　朝が来るよ、逃げなくちゃ、早く！


でも、何処へ？


騙され上手は床上手。


他人の不幸は甘い、甘い蜜の味。

　　僕は蜂のようにそれに集りそれを笑う。


アバズレ貴婦人、化けの皮が剥がれちゃったね、まる裸。


渡る世間は鬼ばかり？

　　違う、違う。渡る世間はバカばかり。



ペテン師が笑う頃に


　安い不幸自慢でお涙ちょーだい。
　　そんなので涙誘えるか、ばーか。


ペテン師が笑う頃に

　わめくキチガイ善人　ピュアな人害
　　うっとうしいったらありゃしない。


都会に咲く花のように…

　そんなもの、気付かなければ無意味な存在。
　　夢は見ないほうが身の為だね、あーあ。


明後日の今頃には、





その醜い身体を忘れてしまいたいな。