二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュラララ!! ( No.6 )
日時: 2010/10/31 11:04
名前: 月光姫 ◆0YEwXdHqfg (ID: dBCG1FA1)

「ごめんごめんって 」

折原は、何の反省する意を見せず棒読みの言葉をただ静雄へ投げかける
折原と静雄の関係に対しては、これが日常茶飯事だろう。

それから二人は長い四方山話をした。
池袋の現状など、ジャンルは色々。

そして時間は過ぎていった。


そんな時—————————————

カランカラン♪

バーのドア左上に固定されている鈴が急に鳴り響く。
鈴のなる音が、バーに響き渡り静寂に至る。
折原達は何も行動をせず、ただドアの方向を驚いた顔で見つめる。
ドア周辺に立っていた人間の名前は皆さんご存知。


「誰かいるかー みんなのアイドル紀田正臣だ...」


刹那。

「うっるうううせぇえぇえええ!!」


「ちょ! それだけはッッ!!!!」

「シズちゃん怒らせちゃった...」


ドガシャーン!!!!!!!!

何かと何かが当たる音。

「あっぶね…」

紀田曰く、ギリギリでしゃがみ静雄の投げた椅子の真下に屈んでいた。

椅子はドアに突き刺さり、ドアは開かなくなってしまった

ガチャ...ガチャ...

何回ドアノブをまわしても、開かない物は開かない。

このバーに閉じ込められた 謂わば脱出ゲームと同じ状態だ。



「…シズちゃんったら」