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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスター 黒の雷・白の炎 ( No.4 )
- 日時: 2010/10/30 17:11
- 名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: bG4Eh4U7)
Prologue
ジリリリリリリリ…
目覚まし時計が鳴り響く。
その音を合図に、ハルトはベッドから跳ね起きた。寝起きとは思えないほどの勢いで。
今日は、ハルトが待ちに待った日。
そう、今日は…
「やっと、俺もポケモントレーナーになれるんだ!自分のポケモンが手に入るんだ!」
今日は、十四歳の者がポケモンを受け取れる日。そして、ハルトは今日が誕生日だった。
今日で十四歳。ついにポケモントレーナーの仲間入りだ。
すぐに着替えて、ものすごいスピードで階段を降りた。
朝食も忘れ、家を飛び出しそうになった。
「ハルト!ご飯食べないの?」
台所から母の声がする。
「あ、そうだった!すぐ食べるよ!」
ハルトは台所へ向かう。
朝食も終わり、いざ、ポケモン研究所へGO!
再びドアを開け、飛び出そうとする。
「ハルト!ちょっと待って!」
またしても母に止められた。おいおい、二度ある事は三度あるって言うから、もう一回呼び止められるぞ、俺。
母が出てきた。何か持ってる。
「はい、バッグとお小遣い。旅に出るんだから、用意が必要でしょ?」
母はハルトに、青色のバッグを渡す。財布も入ってる。
「気をつけなさいよ?困ったことがあったら、いつでもうちに戻ってきていいからね?」
うちの母は何かと心配性だ。まあ息子が旅に出るんだから当然か?
「うん。分かった。じゃあ、行ってきまーす!」
三度目の正直、ドキドキを胸に詰め込んで、ハルトは家を出た。
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