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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 仮面ライダーDCD‐the last story‐ ( No.2 )
- 日時: 2010/11/07 17:44
- 名前: モンブラン ◆X.IGmvWvQ6 (ID: akfGHlu5)
第二話『来襲』
数十分後、光写真館では——
「何故あの時あんな事をしたんだ?」
士が海東に聞く。
「君を助けるために決まってる。でなきゃ、ああも危険なところに飛び出す理由が無いだろう?それに、この世界にもお宝はある。もしかしたら君がいないと何かと困るかもしれないからね。」
そういうと、海東は不敵な笑みを浮かべた。
「やっぱりお前はソレなんだな……。」
士は呆れ顔でため息をついた。
「あの……」
夏海が口を開く。
「ユウスケ君は…………どうなったんでしょう?」
「「あぁ!!!!」」
そういえば彼の存在をすっかり忘れていたな、と今になって気づく。
「大丈夫よ、彼なら私が避難させておいたわ。大人しくなったら連れてきてあげる☆」
「良かったぁ……。」
どうやらキバ—ラが別の場所に移動させていたようだ。夏海が安堵の声をあげる。
一方その頃、別の場所では事態が大きく変わろうとしていた……。
「ここが『ライダー大戦の世界』か……。早く城に行こう、乾燥してかなわん。」
「この程度でもうそんなにへばってるのか?大幹部ともあろう者が情けないのう、“死神博士”。」
「ともあれ酷い砂漠だ。急ぐにこしたことはない。」
「アポロガイストが殺られたと聞くが、先にディケイドとやらを潰した方がいいのでは?“ジャーク将軍”。」
「待ちなされ“シャドームーン”。今はまだその時ではない。」
死神博士、地獄大使、ジャーク将軍、シャドームーン、大神官ビシュム。
五人の大幹部が、『ライダー大戦の世界』に降り立った。
第二話『来襲』 終
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