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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 仮面ライダーDCD‐the last story‐ ( No.7 )
- 日時: 2010/11/21 11:36
- 名前: モンブラン ◆X.IGmvWvQ6 (ID: akfGHlu5)
第五話『ガラガランダ』
「なんだ、随分脆いのだなあ、この男は……。」
電撃の先に居たのは、地獄大使であった。
「それなりの強度さえあれば改造手術で戦力にできそうなんだが………、諦めるしかなさそうだな。」
気絶したユウスケを残し、彼は去って行った。
一方紅渡達は、遠く離れた“次元の狭間”の中の空間で会議を開いていた。
「今回ディケイドを取り逃がしたのはかなり痛い事です。彼らの潜伏場所は特定できましたか?津上さん。」
「いや、第一俺の超能力って魚の鮮度計るくらいしか出来ないし……。他に適任な人たくさんいるでしょ?ヒビキさんとか……。」
「しかも今度は大ショッカーときた!奴等の問題もあるし、早いとここの話から離れた方がいいんじゃないかと思うんだがどうなんだい、紅。」
紅渡と、その“仲間”が9人。照明が暗く顔ははっきり見えない。
「とにかくいち早く彼らの潜伏場所の特定に力を入れてください。特定され次第制圧に向かいます。」
紅がそう纏めると、他の者は席を立ち空間から出て行き、紅だけがその空間に残った。
「———————門矢士、か……………………。」
同刻、門矢士は、地獄大使と対峙していた。
「貴様がディケイドだな?私は地獄大使………いや、ガラガランダと名乗っておこう。大ショッカーの大幹部だ。貴様に勝負を申し込む!」
「いいよ、かかってこい。アポロガイストのようにしてやるから。」
少し間をおいて、二人は同時に相手の方に駆けだした。
「変身!!」 [カメンライド-ディケイド!]
「チェンジ・ヘルスネーク!!」
「「うおおおおおおおおぉぉぉっ!!!!」」
第五話『ガラガランダ』 終
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