二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ 短編集】あなたに ( No.17 )
- 日時: 2010/11/07 09:30
- 名前: レモンティー (ID: an.s4YRU)
ドロップリクの風丸さんです^^
星くず
今日もまた私のお気に入りの場所に来た。
プラネタリウム
もうボロボロで誰も入らない場所。
だけどここは落ち着く。
1人になれるから・・・。
「今日も居ないよね・・・?」
ドアを力いっぱい押す。
不気味に音を出し、いかにも壊れそうだ。
「・・・誰?」
真ん中がポッカリ空いている部屋の中央に誰かいた。
薄暗い部屋で1人、暗い空を見上げている。
「ここ、お気に入りなんだよね・・・。」
男の子の声。
近くに歩み寄ると水色の髪をポーにーテールにした子だった。
「一郎太か。ここの場所、知ってたの?」
「うん。心葉が入ってる所を見たからさ。プラネタリウムか〜星1つ無いな。」
私も空を見上げると闇に染まった空が見えた。
月も星も雲も何にも無い。
まるで闇に吸い込まれたかのように。
「なにも無いって新鮮ね。」
「あ、流れ星。」
一郎太が指指すと、一瞬流れ星が見えた。
何も無い闇に1つの光が走る。
「ねえ知ってる?」
「何が?」
「星って本当はゴミなんだって。」
「詳しいね。」
「本で読んだから。私達だって、宇宙からしたらただのクズよ。」
持ってきた本を手に取り、読み始めた。
一郎太も分厚い本を手に取り読み始めた。
「その本、読んだ事ある。おもしろかった。」
「そうか。なあ心葉。」
「何?今、おもしろい所なんだけど・・・。」
「俺も世界と比べたら、ただのちっぽけなゴミなのかな?」
ゴミだなんて考えた事も無い。
まして考えてる人を見た事が無かった。
「・・・違う。一郎太はゴミじゃ無い。」
「え・・・?」
「大切な命よ。」
答えなんて分からない。
学校で教わってないんだから・・・。
「みんな、星を持ってるの。命とゆう星くずを・・・。」
本をまた読み始めた私。
闇の中、私達は光る。
宇宙の星くずのように。
終わったー!!
シリアス無理ー><駄目文!!
ドロップごめん(汗)