二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ 短編集】大切【朝駒&海刀様リク完成】 ( No.175 )
日時: 2010/12/17 22:16
名前: MiNi (ID: AHLqKRWO)
参照: 元・レモンティー

ドロップリクの風丸!
遅くなってごめん><

 小さな光

私はある場所へと向かった。

夜の学校。

中に入ると不気味な静けさが続く。
夜だから居ないはず。

そう思い、屋上に行くと、誰かが空を見上げてた。
夜に学校に来るのは私だけじゃないみたい・・・。

「一郎太?」

「菜乃?どうしてここに?」

「ここは星が綺麗に見えるの。一郎太は?」

「俺もだ。」

2人で空を見る。
空には冬の大三角が見える。

「ちっぽけだな、俺達・・・。」

急にポツリと呟く一郎太。
何か悩んでるのかな?

「星もちっぽけだよ。私達から見たらね・・・。」

小さいけれど、綺麗に輝く星達。

「ちっぽけなのはお互い様って事か・・・。」

地べたに座り込む一郎太。
それに連ね、私も座る。

「夜の学校って好き。静かで・・・。昼なんて騒がしくて居心地が悪い。」

「だよね・・・。一郎太?」

一郎太は手をグーにして胸に当てて、目をつむってる。
何してるの・・・?

「人間はね、必ず心に闇をいだくんだよ。」

「闇ね・・・。でも光は?」

「あれさ。」

一郎太が星に指を指す。
あれって星の事?

「小さいけれど、その内大きくなって闇を消してくれるんだよ。」

「私にも・・・あるのかな?」

「あるさ。きっと・・・。」

人間は闇を持つ。

そして光も同時に持つ。

小さな光だけど、私達にしたら大きな光。


大事にしなきゃ、私の星を・・・。



終わり!

駄目だぁ!!
まぢでごめん!!!