二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ 短編集】フユラブ【ライト様リク完成】 ( No.206 )
日時: 2010/12/28 11:46
名前: MiNi (ID: AHLqKRWO)

朝駒リクの喜多見だ!!

 雪合戦!

北海道にはたくさんの雪が降る。
そして今日は白恋の伝統的な行事がある。

それは、雪合戦。

担任が持ってきた大きな紙が黒板に貼られる。
私を探していると、流の名前が書いてあり、その下に私の名前が書いてあった。

「同じチームだ。嬉しいな。」

早速校庭に出て、流を探す。
遠くに流の姿が見え、走って流の所に行く。

「流!」

「緋高!もしかして一緒か?」

「そうなの!」

久しぶりに話す。
流はあまり白恋で見ない。
時々居る位。

「今日は居るんだね。」

「雪合戦だから。」

そう言い、私の頭を撫でる。
力を入れてるから痛いし、髪がぐしゃぐしゃになる。

「ちょ、ちょっと!髪がぐしゃぐしゃになるでしょ!」

「ごめんね。久しぶりだからさ。」

笑いながらそう言う。

そして雪合戦が始まった。
雪を丸めて相手チームの所に投げる。

「きゃ!」

誰かの雪に当たってしまった。
ちょうど頬に当たり、痛い。

「大丈夫?」

流が心配して私の顔を見る。

そんなじっと見られても・・・。

「だ、大丈夫!痛みも治まるよ。」

そう強がり、雪を丸める。
本当はもの凄く痛く、涙が出そうだ。

「本当は我慢してるだろ?」

流がそう言う。
確かに我慢してる。

「・・・うん。もの凄く痛い。」

「ちょっと見せて。」

強引に顔を見せられ、流が私の頬を触る。
頬から涙が出る。

「ちょっと赤いね。大丈夫?」

「もう平気。ありがとね、流。」

そして雪合戦が終わった。
私のせいでもあり、あまり投げなかった。

「緋高、楽しかったね。あのまま・・・。」

「何?」

「教えない。」

意地悪く笑い、また私の頭を撫でる。

「い、痛い!」

「・・・さっきの教えてあげようか?」

「うん!」

すると流が私の顔を見て、私の唇に何か当たった。
まさか・・・キス!?

「こうゆう事。じゃあね。」

流に背中を見送る私。
キスされた事にまだ驚いてる。

「やられたな〜。」

今度は私がやり返す番。

楽しみにしててね。



終わり!

自由って書いてたから甘を入れた!
どう?