ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

柚実リクの吹雪＾ｐ＾

　白い花

雪が降り積もる、辺り一面真っ白な広場。
そこに１人、ぽつんと立って人が居た。

それは私が知ってる人。

「士郎。」

「結花、久しぶりだね。」

「うん。いつもここに来るの？」

「そうだよ。ここ、落ち着くんだよね。」

笑顔でそう言い、空から降ってくる雪を触る。

すると、士郎の下に小さな白い花が咲いてあった。
雪と同化していたから気付かなかった。

「士郎、花だよ。」

「本当だ。寒いのに頑張ってるね。」

白い花を見る２人。

時々士郎の肩がぶつかる。
なんだか嬉しい。

「どうしたの？」

「ううん。なんでもない。」

顔をピンクに染め、士郎を見る。
士郎も軽く赤くしてる。

「士郎、またここに来よ。」

「結花が言うならいいよ。」

雪降る中、私はちっとも寒くなかった。

ずっと一緒に居ようよ、白い花を見ながら・・・。



終わり！

うわ〜。